今回はヴァルケインの4連ジョイントルアー『ハイドラム』について個人的な感想や使い方なんかを書いていこうと思います。
メーカー名 | ヴァルケイン |
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ルアー名 | ハイドラムF/S |
重量 | F3.7g/S4.0g |
全長 | 70mm(多少の誤差アリ) |
タイプ | フローティング/シンキング |
フック | ジャイロフック#5 |
リング | #0 (各アイ2連結) |
実際に使ってみた感想
感想は一言。『唯一無二』です。
4連ジョイントなのでウネウネと蛇のように泳ぎます。こんな滑らかなアクションのルアー他にありません。
このルアーのすごい所は『何しても釣れない状況でアタリが出る』ことがあります。スプーン、クランク、ボトムと何をやっても釣れない『無の時間』に投げると「コンッ!」と強いアタリが出ることがあり、釣れない状況を打破してくれます。なので僕はローテーションの最終手段として使うことが多いです。
大物サイズも釣れることがあり、重宝します。(レギュラーサイズのトラウトも普通に釣れます)
個人的に管釣り行くなら必須のルアーです。
逆に数釣りには向きません。基本スローに巻いて使うので数釣りとしては効率が悪いし、一投毎にガンガン釣れるというわけでもないです。(それでもよく釣れるけど)
ちなみにタイプとしては『にょろ系』ルアーになります。にょろ系が効かない日は全然釣れない日もあります。
価格は2090円(税込)と高額ですが、4連ジョイントで制作に手間がかかっていることと唯一無二のアクションなのでこの価格でも納得のルアーです。
FとSどっちが良い?
ハイドラムはS(シンキング)が人気です。Sは巻く速度と竿の位置をコントロールすることによってほぼ全レンジをコントロールできるからです。
しかし僕の意見は『絶対にFとS両方必要』です。
理由はF(フローティング)はチューニングシンカーを貼ることによってサスペンド~スローシンキングにできるからです。これによりレンジをキープしやすくSよりもスローに巻くことができます。しかも泳ぎ出しのアクションはFの方が良い。
Sをスローに巻くと徐々に潜っていくんですよね。これによりレンジが合わないことがあり、僕の中ではやっぱりSは中層~ボトム向けなんだなという印象です。
つまりFは表層~中層、Sは中層~ボトムと使い分ける必要があります。
実際にやっているチューン
F(フローティング)
・フックを強度のあるものに交換
・チューニングシンカーを貼る
S(シンキング)
・フックを強度のあるものに交換
最初から付いているジャイロフック#5は強度が弱いのでフックは交換推奨です。中太軸~太軸フックにしましょう。
僕が今使っているのはこれです。
チューニングシンカーはスミスの5mm(0.09g)と6mm(0.12g)です。
▼僕はここに貼ってます
5mm(0.09g)を貼るとサスペンド気味の超スローシンキング。
6mm(0.12g)を貼るとスローシンキングになります。
これで超スローに巻くことができます。
使い方
とにかくスローに!ゆっくりゆっくり巻きます。
ハンドル1回転3~4秒くらい。Fのチューンはもっとゆっくりでもいいくらいです。
4連ジョイントなのでどれだけスローに巻いてもウネウネ泳ぎますので安心してスローに巻いてください。
Sはボトムまで落として竿先でチョンチョンとボトムバンピングさせるのもアリです。
ハイドラム釣れない。という場合
「ハイドラム釣れない」という意見も世の中には多いようです。
この場合以下の可能性があります
1.釣り場や状況によってハイドラムが合わない
2.巻きが早すぎる
3.カラーが合ってない
特に巻きが早すぎるはあるあるです。ハイドラムは普通の速度で巻くとあまり釣れません。とにかくゆっくり巻く必要があります。僕も最初は普通に巻いてて全然釣れなかった経験があります。とにかくゆっくり巻いてみてください。
そしてカラーも重要です。僕は今5色持っていますが、その日釣れるカラーと釣れないカラーがハッキリします。これは実際に投げてみて魚の反応を見るしかありません。
ハイドラムの弱点
壊れます。
大物を掛けてやりとりしていると真っ二つに破壊されることがあります。強度は弱いルアーです。僕も過去に1度経験があります。
ですが簡単に壊れるとかアッサリ壊れるというわけではないです。(使い続けると壊れてしまう)
おすすめカラー
ハイドラムは生産が非常に少ないルアーです。生産ごとに作られるカラーが違うので、その時売られているカラーや限定カラーを買うしかありません。
個人的なおすすめは派手系でピンク、イエロー。地味系でオリーブがおすすめです。中でも『合着フルピンク』『ジャストショットピンク』などの蛍光ピンクは高実績カラーです。
筆者のタックルセッティング
▼僕がハイドラムを使うタックルは別の記事に書いてあります。
Twitter→(@285Nf8mRTeVXEhp)
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