今回はシマノのそことろ30Sのインプレです。『ボトムの最終兵器』『ボトムの大物キラー』として使える貴重なルアーです。いろんな使い方ができるのも魅力ですね。
メーカー名 | シマノ |
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ルアー名 | そことろ30S |
全長 | 30mm |
重量 | 4.0g |
タイプ | シンキング |
レンジ | ボトム |
そことろ30Sのインプレ
あんまり泳ぎません。目で見ても「え?泳がなくね?」と勘違いしてしまうレベルです。しかしジョイント部でちょびっとだけ動いてるんですよね。これがスレた大物に効きます。この小粒シルエットと弱いアクションが効いているんでしょうね。
手元にブリブリなども伝わらず、ただ重いものを引いてる感覚です。しかし魚にはしっかりアクションが見えているので信じて巻くことが大切です。
僕の経験上、小型~レギュラーサイズはあまり釣れないので数釣りには向きません。レギュラーサイズが大量放流された日でもあまりアタリが出ませんね。(多少は釣れますが…)
数少ないアタリで大物を射抜くようなスタイルで使っています。
30㎜と小粒サイズですが4.0gと重いので飛距離も十分です。
使い時
1.ボトムに反応が良い時
2.ボトムルアーローテーションの最後
僕はこんな時に使ってます。
ボトムクランク→ボトムバイブ→ダート系と一通りローテーションして最後に投げます。
フックについて
小さいフックが付いてますので大物狙いなら交換推奨です。
僕は後方フック(お尻の方)だけヴァンフックの『BC-33Fボトムエキスパート#8もしくは#6』にします。数も狙いつつの場合は#8、大物一本狙いは#6にしています。
ちなみにフロントフック(お腹の方)を大きくするとラインと絡みやすくなるのでフロントは最初から付いている小さいフックのまま使っています。外して後方1本だけにするのもアリです。僕は補助的な役割でフロントは付けたままにします。
おすすめカラー
ピンクと赤がおすすめです。
昔は地味系カラーも使っていましたがピンクと赤が釣れるので最近はこの色ばかり使っています。
・ストロベリーオーレ
・チャートピンク
・レッドグロー
・イチゴペレット
・イチゴ大福グロー
・ピンクグロー
このへんがおすすめです。
使い方
まずキャストしたら底まで沈めます。
その後
・ゆっくりただ巻き
・ストップ&ゴー
・シェイク
と使い分けます。いずれもゆっくり巻くのがキモです。
ただ巻きは2000番のノーマルギアで4~5秒くらい。超ゆっくりです。状況に応じてもっと遅くします。
ストップ&ゴーはピタッと一瞬だけ止めます。1~3回巻いてピタッ。すると巻き始めでゴンッと来ます。
シェイクはゆっくり巻きながら竿先でチョンチョンします。
日によっていずれかが効くので全部やってみて反応が良いアクションを探りましょう。
そことろ30Sの弱点
スレやすいですね。急に反応しなくなります。
なので同じのを投げ続けないでカラーを変えたり、クランクやダート系を入れた後に再度投げるなどの工夫が必要です。
僕の行く釣り場では人気なので投げている人が多く、近くの人が投げている場合はスレていて反応が悪いです。
筆者の使用タックル
▼そことろ30Sを使うタックルはこちらの記事に書いてあります。使い方によってタックルとラインを使い分けています。よかったら参考にしてみてください。