今回は僕が何年もかけて選んだエギングロッド
ダイワ
21エメラルダスMX 711MLM-S
を使ってみた感想を書いていこうと思います!
この竿なんですが、かなり特化型で特徴のあるエギングロッドですね。
MX 711MLM-Sの特徴
まずはスペックについて。
エギングロッドとしては尖ったスペックです。
全長 | 2.41m(7.11ft) |
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自重 | 86g |
先径/元径 | 0.9mm/9.9mm |
エギサイズ | 1.8~4.0号 |
ライン | PE 0.5~1.0 |
特徴 | ソリッドティップ(メガトップ) |
短くて軽くてシャープな竿です。
近年のエギングロッドは8.3ft~8.6ftがスタンダードですので7.11ftはショートロッドの部類に入ります。
『MLM』というのは竿先はML(ミディアムライト)、バット部はM(ミディアム)という事になります。
これだけ細くて軽い竿なのに1.8号~4.0号までのエギが使えるとかなんとも胡散臭いw
実際に使ってみた感想
・キャストしにくい
・2号~2.5号エギの操作性が抜群
・圧倒的ランガンスピード
・軽いので全然疲れない
・小イカでも抜き上げが怖い
こんな感じです。
ちなみに初めて使ってまず最初に思ったのは「うわッ飛ばねぇ~!」でしたw
キャストについて
ソリッドティップなので投げるのにコツがいりますね。慣れないうちはうまくキャストできない事は重々承知で購入しました。でもね、あきらかに飛ばない!
隣で知人がS社のBB83MLを使っていましたが、見たらすぐわかるレベルで飛距離が違いました。
短竿+ソリッドティップでかなりクセがあります。
2号~2.5号の操作性が抜群
2号、2.5号、3号と使ってみましたが2号と2.5号の操作性が抜群です!
この操作性はさすがの一言。このスペックだからこそできる操作性です。2号と2.5号ならバシバシと強いシャクリを入れることもできるし、竿先チョンチョンの操作もしやすいですね。
特に秋のシーズンは竿先チョンチョンの強弱で勝負になるのでこの操作性はありがたい。
圧倒的スピード感
7.11ftと短いので取り回しが良く『キャスト→フォール→シャクリ→移動』のモーションが早い。リズム良くランガンすることができます。
軽いので疲れない
先日8時間くらい釣りしてたんですが全然疲れませんね。手首が痛くなりません。これにより集中力が持ちます。86gとアジングロッドに近い軽さになりますので釣りをしていて本当にラクです。
抜き上げが怖い
磯場などちょっと足場の高いポイントで釣れると胴長13cmクラスでも抜き上げが慎重になります。ダイワ社のソリッドティップ『メガトップ』は「強度が飛躍的に向上!」と謳っていますが竿先がかなり細いので正直怖いです。
総評
自分が求めていた要素がバッチリ詰まった1本でした。特に秋のエギングシーズンは数釣りになりますので、小型エギをどれだけ使いこなせるか?いかに早いテンポで釣りができるか?が勝負になります。そんな勝負には持ってこいの竿です。
その反面、足場の高い場所では使いにくいです。足場の低い磯場や堤防、サーフなどで釣りをする人向けの竿かな~と思います。
それにしてもMXはどんどん進化しますね。もうこの価格帯と思えないほどシャープで扱いやすい。スペックもこだわっていてコスパを考えると言うこと無しです。
あ、それと最後に『感度』ですが
感度は思ったより普通でしたw
やはり感度まで考えるとひとつ上のモデルのAIRを買った方が良いかなとも思います。
合わせるリールは?
理想はダイワ社のFC LT2500番でしょうね。
竿が軽いのでリールも軽いものを選んだ方がバランスが良いです。
ちなみに僕は古いリールの2000番を合わせています
・12イグジスト2004
・PE0.5号120m
この組み合わせでバランスはバッチリでした。※ただし2000番を使う場合、糸巻量が足りないので注意が必要です。
最後に
711MLM-Sにおいてはその尖ったスペックゆえ、購入を考えている人はよく検討した方が良いかもしれません。
個人的にはかなり満足しています。コスパも現役最高クラスじゃないでしょうか?
やっぱりエメラルダスシリーズは安定のクオリティーですね!間違いない!
Twitter→(@285Nf8mRTeVXEhp)
よかったら絡んでやってください。