【インプレ】ソルトルアー

【インプレ】タックルハウスK2F122MSを使ってみた感想。

今回はタックルハウスのミノー『K2F122MS』をサーフで使ってみた感想を書いていこうと思います。発売は2011年ということで10年以上前に発売されたルアーですが今でも光るものがあります!

ぺんぎん
ぺんぎん
個人的に使っていて楽しいルアーランキングベスト3には入る。それくらい使っていて気持ち良いミノーです!
メーカー名タックルハウス
ルアー名K2F122MS T:8
全長122mm
重さ19.0g
潜航深度目安10~80cm
フック/リングST46#4/#4

K2F122MSの魅力

特筆すべきは泳ぎの安定感ですね!

アクションはウォブリング系のアクションで艶めかしくもブリブリ泳ぐんですが、波が高かったり潮が早かったりしても破綻せずしっかり泳ぎます。

河口なんかのゴチャゴチャの流れでも水面に飛び出すことなく泳がすことができますね。

そしてこのミノーの何がすごいって、そんなラフな状況でもしっかり自分でコントロールすることができるんですよ!

K2F122MSはしっかりと潮を受けながらも、受け流して泳ぐアクションなので使っていて非常にコントロールしやすい。そして自分のコントロールにしっかりと答えてくれます。

低速で巻くと弱々しくフラフラと泳ぎ早巻きになるにつれブリブリと強いアクションになるのですが、フラフラ→ブリブリ、ブリブリ→フラフラのように可変アクションなんかもしっかりコントロールできます。

19.0gという適度な重さと12cmというサイズ感により引き抵抗もすごく気持ち良く、泳ぎの安心感もあるので使っていて気持ち良いミノーです!

ぺんぎん
ぺんぎん
アクションの全てがマッチしていて使っていてほんと気持ち良いね!

デザインについて 

このデザインがたまらん。

最高でしょ。

使用感出てキズが入った方が味が出てくるのがタックルハウスルアー。

飛距離について 

必要十分の飛距離ですが現代のぶっ飛びミノー達に比べると劣ります。

僕がシーバスロッドのMクラスで投げて平均55m前後、向かい風4~5mで投げて40mちょっとといったところ。

この数字はあくまでも平均値です。

無風時で飛ぶときはもっと飛びます。

ちょっとキャストにはムラがあるかな~という印象。(僕のキャスト技術に問題あるかも?)

キャストのたびに飛距離が違います。

飛ぶときはめっちゃ飛ぶ。

逆に少しでも風があって失敗して飛行姿勢が悪いと40mも飛ばないこともある。

ここらへんは泳ぎにステータスを振ったゆえの…というところでしょうか。

これを気にするか気にしないかはアナタ次第!

ぺんぎん
ぺんぎん
現代のミノー達に比べると飛距離は劣ります。僕は全然気にならないですけどね。

レンジについて

潜航深度目安は10~80cmとなっています。

サーフで使う場合は安定して50cm前後入っている印象です。

僕は30~60cmくらいのレンジで泳いでいる印象です。

1mもない浅いサーフでも使うことができます。

ぺんぎん
ぺんぎん
このレンジもキモ。シャローでウォブリング強めのしっかりした泳ぎが安定するミノーはなかなか無いですね。

サイズ感について 

122mでシルエットも太くなく細くなく。

スタンダードなサイズ感と言えます。

個人的に何だかんだと12cmくらいが1番使うシチュエーションが多いな~と思っています。

適度にアピールできるし喰わせのサイズ感でもありますし。

1年中いつでも使えるサイズですね。

フラッシングについて

K2Fシリーズは強めの縦ホロとアルミ系のカラーが多い。

中低速域からのしっかりしたウォブリングアクションと相まってギラギラとフラッシングを放ちます。

これもすごく良い要素です。

広範囲をフラッシングでアピールできます。

日中でのリアクション効果にも期待できます。

個人的な「使いどころ」

・シーバス近距離狙い

・イワシ接岸時

・魚を寄せたいとき

・マズメor日中

・2mより浅いサーフ

・少し荒れ気味の日(波0.5~1.3mくらい)

こんな感じです。

でも僕は使いたい時に使うが基本ですw

フラットフィッシュ狙いでも使えなくないですが#3フック×2なのでやはりシーバス狙いが最適です。

▼実際こんな小さいヒラメ(ソゲ)も喰ってきますが

使い方について 

僕はタダ巻きメインで使います。

ゆっくり巻くフラフラアクション中低速で巻くブリブリアクション交互に入れて『可変』させるイメージで巻きます。

いわゆるシフトチェンジというタダ巻きです。

ゆっくり5回転→少し速度アップ3回転→ゆっくり5回転→少し速度アップ…これが基本。

ゆっくり5回転→少し速度アップ3回転→めっちゃゆっくり3回転→ゆっくり…の3段階のシフトチェンジで使うことも多いです。

『ゆっくり』について

K2F122MSは竿先に「コンコン」としっかり巻き感が伝わってくるんですがこの巻き感が出るか出ないかの速度をゆっくりとしています。(大体リール1回転/1秒ちょいくらい)

 

そしてもう一つ。

早巻きのストップ&ゴーで使います。

これは主に日中でアルミ系カラーを使ってリアクション効果を狙っていきます。

ぺんぎん
ぺんぎん
難しいように聞こえますがコントロール性能が本当に高いので誰でも簡単に使いこなせると思います。

欠点について 

欠点という欠点はないです。

ですが…

やはり価格がお高いですよね。

飛距離性能が現代のミノーに比べると若干低下してしまうのでこの価格と相まって「おすすめか?」と言われると微妙なところです。

いくら好きとはいえ、ちょっとした飛距離で釣果に差が出るシチュエーションでは僕も使いません。

これじゃなきゃダメということもないし、あくまでも「好きな人だけ買って!」という感じでしょうか。

でもまぁタックルハウスのルアーで価格の話をするのは無粋ですね。

ぺんぎん
ぺんぎん
内部構造なんかを理解すると納得の価格設定なんですけどね。

最後に 

趣味としてシーバスゲームを楽しむには持ってこいの一品。

使っていて非常に『味』があります。

ぜひミノーゲームの『楽しさ』を求めて使ってほしいルアーです!

ぺんぎん
ぺんぎん
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

Twitter→(@285Nf8mRTeVXEhp)
よかったら絡んでやってください。

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世界のさぁふぁ~(自称)@ペンギン
新潟の海に出没するペンギン。 自称「世界のさぁふぁ~」。 しかし、知名度は全くない。釣り歴20年以上のサンデーアングラー。 釣り道具のあれやこれを 今日も自分勝手に語り出す。