ジャクソン Gコントロール28
発売したのは約10年前。当時はサーフヒラメをヘビーシンキングミノーで狙う時代全盛でした。しかしヘビーシンキングミノーには弱点が多く、『早巻きしないと泳がない』『アクションが雑、暴れすぎる』、『底離れが悪い』。そのヘビーシンキングミノーの弱点を全て改善されて作られたのがこの『Gコン』です。
近年ではYouTube等で『青物最強ルアー』なんて言われてバズりましたね。一時は売り切れ続出、入手困難となりました。
僕が使ってる『SRBホロレインボー』は発売直後に購入したので、もう10年近く使ってます。ボロボロでリップが黄ばんでますw
これまでにサゴシ、イナダ(ワカシ)、ヒラメ(ソゲ)、クロダイ、サバをこれ1本で釣ってきました。青物は少なく見積もっても50匹以上は釣ってます。
僕は水深のあるサーフで青物を狙うときは必ずGコンを持って行きます。
サーフに青物が回遊しているとき、意外にもメタルジグやシンペンに反応しない時って多いんですよね。特に日中のダラダラしてる時間。そんな時はGコンの出番です。
Gコンは93mm28gとは思えないナチュラルなウォブンロールアクションであり、しかも浮遊感があります。これにより他のヘビーシンキングミノーと比較して魚の喰いが違います。
使い方はタダ巻き。ミディアム~ミディアムスローくらいの速度で巻きます。「ブルブル」をギリギリ感じるくらいの速度で巻くのがおすすめです。その速度で『一定』に『丁寧』に巻きます。速すぎると魚が追いきれず、バイトまで持ち込めないことが多いので注意が必要です。28gあるので巻く感覚が掴みやすく、操作性が良いですね。
フラットフィッシュ狙いであればストップ&ゴーをすることもありますが、青物狙いの場合はタダ巻きのみで通すことが多いです。ロッドアクションでジャークやトゥイッチが有効なときは僕はピンテールチューン27を使います。『タダ巻きのGコン』『ロッドアクションのピンテールチューン』で使い分ける感じです。
着水後のカウントダウンとロッドの角度でレンジコントロールできるのも強みです。
Gコンは28gのミノーなので浅すぎるサーフでは底を擦ってしまい使えません。
水深1.5m以上のサーフがおすすめ。2mあれば快適に使えます。
93mmというサイズがカタクチイワシのサイズにマッチすることが多いです。シルエットも太くなく、喰わせやすい。
基本的にはトリプルフックで使います。パッケージから出してそのままです。先日はGコン投げたら3投で1匹ペースでサゴシが釣れたので、あまりに釣れるのでシングルフックに交換しました。数釣れる日はシングルにすると針がハズしやすいので良いですよ!
シングルフックは自分で巻いてます。土肥富の伊勢尼(金+FC)13号です。
最後にGコンの弱点を書きます。
『この重さにしては飛距離が微妙』。いや十分飛びますよ!しかしアクションに全振りした作りになっているので28gにしては飛ばない部類に入ります。腹部のセカンドリップが風の影響を受けますね。メタルジグ並みに飛ぶとか、そこまでではないので飛距離については過度な期待をしない方がいいと思います。ここらへんは他ルアーとの使い分けが大切です。
はい。そんな感じでジャクソンのGコン28gの個人的な感想を書きました。
ジャクソンのヘビーシンキングミノーは本当に作りが良く、素晴らしいですね!安定して1.5以上の水深のあるサーフで釣りをしている人は出番が多いミノーです!
僕も今後も使っていきますよ~!
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