ブレイズアイ
エヴォルーツ120SSP
実際に使ってみました
今回は僕がサーフで実際に使ってみた感想と120Fとの比較、使い方などをご紹介します
SSP(セミサスペンド)とは
フローティング:浮く
シンキング:沈む
サスペンド:止まる
簡単に説明するとこんな感じです
サスペンドのルアーは巻くと一定のレンジまで潜り、巻くのを止めるとルアーもそのレンジで止まります
ただし、エヴォルーツを使う場所は海、川、汽水域など。釣り場の塩分濃度によって若干浮いたり沈んだりするので完全なサスペンドは作れません
「サスペンドに準ずる」ということで「SSP(セミサスペンド)」という扱いになっております。
マゴチが釣れました!
もう11月後半なのに・・・
50cmちょっとくらいのマゴチが釣れました!
使ってみた感想と120Fとの比較
サーフシーバス、フラットフィッシュ狙いで使いました
120SSPのスペック
サイズ | 120mm |
---|---|
重さ | 23g |
標準フック | #2 (#1~3まで対応) |
リング | #4 |
レンジ | 60~90cm |
外見は120Fと一緒。1g重くなり、レンジが少~しだけ浅くなりました
飛距離
かなり飛びます!
エヴォルーツシリーズはよく飛ぶミノーです。その中でも1番飛ぶ!風が弱ければ70m前後は飛んでいると思われます
風が強いとボディーがファットなので影響は受けます。それでも十分飛びます
アクション
アクションはロールアクション
120Fに比べると少しタイトになっています。ミディアムリトリーブだと結構ビリビリ泳ぎました
スローに巻いたときは120Fの方が艶めかしい
水噛み 巻き心地
独特の形状で水を噛み、すり抜ける。非常に巻きやすく、アクションレスポンスも良いです
しかし120Fと比べると巻き心地はサラサラと少し軽くなっています。イメージとしてはシンキングミノーより少し巻きが重い感じです
これは完全に好みの問題ですが、水噛みと巻き心地は120Fの方が好きです
レンジについて
120F:80~90cm
120SSP:60~90cm
MAX深度は同じですが、SSPの方が少し浅いレンジを引けます。実際にSSPは竿先を立て気味に巻くと少し浅めを引けました
使い方
エヴォルーツ120SSPの主な使い方は3種
1.タダ巻き
2.ミッドドリフト
3.猫じゃらし釣法
1.タダ巻き
サスペンドモデルはレンジキープ力が高く、レンジがブレにくい。タダ巻きで簡単にレンジキープできます。
このとき、竿先の上下によってレンジコントロールできます
2.ミッドドリフト
ランカー狙いに必須の「ドリフト釣法」
SSPはリールの回転を止めればそこで止まるので、そのまま多少のラインコントロールをしつつ流せばOK!
ミッドレンジ(中層)をゆっくり攻めることができます
3.猫じゃらし釣法
今回僕がマゴチを釣ったのがこの使い方です
猫じゃらし釣法という名前は僕が勝手につけましたw
簡単に説明するとテンポ早めなストップ&ゴーです
SSPは止まりますのでストップ&ゴーでレンジが動きません。これを利用して「魚の目線を変えず」にストップ&ゴーができます
僕がやったのは
3回転→ストップ→5回転→ストップ・・・
ストップは一瞬。0.5秒くらいです
テンポ早めにストップ&ゴー。イメージとしては魚の視界で「ブルッ!ピタッ!ブルッ!ピタッ!」とアピールする感じです
これにより猫じゃらしのようなリアクション効果が狙えます
特にフラットフィッシュ狙いで効果を発揮しそうです(実際に釣れました!)
120SSPはフラットフィッシュに向いている?
個人的にSSPモデルはヒラメ・マゴチなどのフラットフィッシュ狙いにも向いていると思います
今回もフラットフィッシュが釣れそうな日だったのでSSPを使ってみたらあっさり結果が出ました
ストップ時に止まることでフラットフィッシュの視界から離れて行かない。捕食射程圏内をキープできます
発売前のテスト段階でも大型のマゴチが釣れたようです。SSPモデルはシリーズ中でもフラットフィッシュに向いているモデルだと思います
初回生産は限定カラー!
エヴォルーツ120SSPは12色のラインナップ
しかしパッケージに「限定」のシールが貼ってあります。調べてみましたが、どうやら初回生産の12色は限定販売のようです
気になる人は売り切れる前にゲットしましょう!
総評
サーフシーバス狙いであるなら120Fの方が使いやすいと思います。しかし、120SSPはサラサラと軽く巻けるのでサーフのサーチに向いていたり、フラットフィッシュ攻略に向いていたり、その役割は多いと思います
そして飛距離がすごい!これだけ快適に飛ぶとそれだけでついつい使い続けてしまいます
総評としては
かなり良いミノー、しかし万能ではない。
役割はしっかりと持たせるべき!
ドリフトもシリーズ中で1番やりやすいし、猫じゃらし釣法もSSPだからこそできる技。あくまでも120FをベースにSSPを使い分けることで力を発揮しそうです
最後に
今回はサーフで使用しましたが、リバーシーバスのドリフトでかなり使いやすいと思います
エヴォルーツシリーズはそれぞれに得意なシチュエーションがあり、使い方を把握してしっかり使い分けることで魚を連れてきてくれます
SSPは少しマニアックなモデルですが個人的には良いミノーだと思いました!
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