今回は僕が大好きなエリアトラウト用スプーン
ロデオクラフト
ジキルjr
こちらを使って釣りをしていこうと思います!
昔から僕の1軍として使い続けているスプーンです。名作となるスプーンは年々増えていますが、ジキルjrの性能は色褪せませんね。
ジキルjrはロデオクラフト社のスプーン『ジキル』シリーズの中でもボディサイズの小さいスプーンとなっています。0.7g、0.9g、1.1gの3つの重さがラインナップ。
今回はそんなジキルjrの
・使ってみた感想
・使い方のキモ
・効果的なシチュエーション
・使うフックについて
・おすすめカラーとその理由
こんな内容で書いていこうと思います!
ジキルjrを使って釣りを組み立てる!
はい。そんな感じで早速釣りを始めていこうと思います。今回は数釣りにチャレンジ!
釣り開始は午後から。僕が使うのは1.1gです。
午前中釣られた後に入ることになるので状況は渋い。そもそもジキルjrは水を受け流す細身のボディタイプで見切られにくく作られたスプーン。午後の第1投目にはもってこいのスプーンです!
とはいえめっちゃ渋い…。カラーやジキルjr以外のルアーもローテーションしてやっとやっと釣っていくぅ。最近急激に寒くなり水温が下がったせいか今日はスプーンの巻きの釣りへの反応がすこぶる悪い…。
結果この日は3時間半で33匹でした!
この内ジキルjrで釣れたのは10匹程。その他はボトム系ルアーとクランクのローテーションです。しかしこの日スプーンで魚をキャッチできたのはジキルjr1.1gだけ。もちろん比較するために他のスプーンも何種類か使いましたが、魚をキャッチできたのはジキルjrだけでした。
使ってみた感想
やはりスレに強いな~という感じです。アクションレスポンスも良く使いやすいし、よく飛ぶ。誰でも使いやすく数を伸ばせるスプーンですね。
その反面、使い方がややシビアな気がします。竿先の角度や巻く速度をちょっと変えただけで当たりが出たり。巻きがアジャストしないと全然バイトが無かったり。使いこなすには慣れが必要なスプーンです。
使い方のキモ
僕がこれまで使ってきて気付いたことが一つ。それは竿先の角度をやや高めに位置すると釣れることが多いという事です。
これは完全に僕の経験上ですが竿先を寝かして巻くよりも、竿先を胸の位置、頭の位置、竿を立てるなど竿先のポジションを高めに設定するとアタリが出る日が多くありました。
竿先を立てるとラインに角度が付くのでスプーン自体も少し斜めになって泳いできます。
もちろん竿先を寝かせた方が釣れる日もありますし適材適所です。使うときは竿先の位置、泳ぐ角度なんかを意識して使いましょう!
ちなみに今日は胸の位置が良かった!
効果的なシチュエーション
・魚の活性が低いとき
・釣り人が多い日
・数釣りで数を伸ばしたいとき
基本的には『渋い』状況で効果的。大型狙いにはあまり向いていないです。数釣り狙いで数を伸ばしたいときに厳しい状況を打破する役割で使うのがおすすめ!
逆に放流直後で魚の活性が高い日は不向き、というか他のスプーンを早巻きで使った方が効率が良いです。
使うフックについて
ジキルjrは通常で#8フックですが#6を付けることもできます。サイズを#6と大きくすることによって抵抗が生まれ、アクションを抑えることができます。(アクションが弱くなる)アクションを抑えると低活性の魚にさらに弱波動でアピールできます。
そして僕がフック交換のときに使うフックは3種類
全てヴァンフック製品
・中細軸の#6
・中細軸の#8
・中軸の#8
これまでの経験でジキルJrはフックを小さく細くし過ぎると良くないということがわかりました。フックを小さくし過ぎたり細くし過ぎるとアクションがワイドになりジキルjr特有のアクションが損なわれてしまうからです。なので使うのは中細軸と中軸。
中軸の#8がメイン。刺さり重視なら中細軸の#8。アクションを少し抑えながらバラシを減らしたいときに中細軸の#6という感じで使い分けています。
ちなみに僕は買ったらまずはそのまま使って、針がダメになったら交換しています。あくまでも最初は初期装備のまま使用。
あ、ちなみに写真のフックSP-21BLは廃盤になりました。今ではさらに進化した『SP-21F』というのが発売されています!
おすすめのカラーとその理由
おすすめのカラーはダーク系です!
釣り場や状況によっても違うと思いますがオリーブ系と茶系は必須です。特に僕にとってはペレット系のカラーは絶対です!!
やはり渋い状況を打破するなら絶対的にダーク系です。特に上の4色は僕の中でもメインで使っているカラー。この他にピンクやイエロー、ブルーなどの刺し色を入れつつローテーションしています。
刺し色で魚の目を変えてからダーク系で喰わすイメージです。
3種類の重さについて
冒頭にも書きましたがジキルjrは0.7g、0.9g、1.1gの3種類の重さがラインナップされています。これは釣り場の水深や魚が居るレンジ、巻きスピードで使い分けましょう。
使いやすいのは0.9gと1.1g。僕は1.1gの出番が1番多いです。
合わせるタックルについて
ロッドは小さいスプーンが使えればOK!(SULクラスが理想)
リールはシマノ社C2000番、ダイワ社FC2000番クラスならどれでもOKです!
ラインは僕が使っているのはエステルの0.3号とフロロリーダー3lb。最近はバリバスのES2 0.3号と東レのパワーゲームルアーリーダーフロロ3lb。シビアに使って数をもっと伸ばしたい人はもう少し細くすると良いと思います。僕はそこまで繊細な釣りは苦手(というか下手)なので少し太めの設定ですw
スナップはオフィスユーカリの匠スナップJapanSpecialの#000。僕は1.5g以下のスプーンのスナップは全部コレです。
スプリットリングがダメになって交換するときに使っているのがヴァンフックのエキスパートリング#1。サイズは純正と同じサイズになります。
最後に
使いこなせれば大きな武器となるスプーンです。「持ってるけど釣れないよ!」という人は竿先の角度なんかを気にしてもう一回使ってほしいです。持ってないという人はぜひ試してみてください!
僕ももっともっと使いこなせるようまだまだ勉強していきたいと思います!