皆さんこんにちは!
釣りあびのサーフゲーム教室【第9回】
今回のお題は
『離岸流が見えない人向けの離岸流攻略法』です!
「離岸流なんて見えないよ!わかんないよ!」という人はすごく多いと思います。誰だって最初はわかりません。ですがご安心ください。離岸流は『ある事』を知ることで見えなくても攻略が可能です!
この記事では
・離岸流について
・目で見えなくても見つける方法
・見つけた時の攻略手順
という内容で解説していきます。
それでは行ってみよー!
離岸流について
離岸流とは簡潔に言うと『沖に向かってる流れ』ですね。
▼こちらのイラストをご覧ください。
黄色い↑が離岸流。その周りの波はこんな感じの動きをします。
この離岸流が何故釣れるのか?何故魚が離岸流に居るのか?
▼その理由がこれです
①流れの変化ができるから
②地形変化ができるから
③ベイトが沖に向かって流されるから
そして離岸流が目で見えなくても攻略する方法で重要なのが②になります。
離岸流とその周辺の地形について
まずは離岸流が出ているサーフの地形を理解しましょう。
▼こんな感じです。
▼解説するとこんな感じ
これが離岸流周辺の地形です。
ちなみに深いといっても数十センチ程度の違いです。例えば水深50cmのサーフで離岸流や波打ち際で80cmとか1mとか。そんなもんです。強い離岸流が出ていればガッツリ深くなる場合もあります。
目で見えなくても見つける方法
まず釣り場に着いたらひたすらキャストしながら歩きます。
縦のラインに深くなっているところを探します。
これで見つけられます。これだけ。
ね、簡単でしょ!
(え、何でこれでわかるの?という人はもう一度地形のイラストをよく見てみてください!)
しかし注意点があります。この場合100%離岸流というわけではありません。
▼このいずれかになります。
①離岸流
②離岸流が出ていた場所(今は出ていない)
③ただの地形変化
②について。離岸流は時間帯によっては出ません。例えば朝マズメは出ていて昼には出ていないということがあります。こんな感じで今は出ていないけど数時間前に出ていた場所になります。
③は滅多に無いと思いますが、離岸流以外の要因で縦ラインに深い地形変化ができているという場合です。
②でも③でも地形変化を発見していることに変わりはないのでチャンスです。
そしてもう1つ注意点!
あくまでも縦のラインで深くなっているところを探してください。ちょっとした凹み程度だと離岸流とは関係ないことが多いです。ちょっとした凹みでも地形変化なのでチャンスですけどね!
▼「深くなってるとかどうやって探すの?」という人はサーフ教室第8回で解説してますのでよかったら読んでみてください!
見つけたときの攻略手順
次に何のルアーをどう投げて釣ればいいのか?を僕なりのやり方で解説します。
▼まずは離岸流周辺に魚が居るとしたらこう
やはり深くなっていっる地形変化に魚が付いている可能性が高いです。
波打ち際と離岸流と沖のカケアガリです。
1.まずは手前の波打ち際を狙う
特に朝マズメは波打ち際に居る可能性も十分ありますので、まずは波打ち際から攻めていきます。
これはサクッとテンポよく釣っていきます。矢印の方向に2~3投ずつ程度でOK!波打ち際に魚が居る場合、魚の活性が高いため居れば喰ってきます。
ルアーはスピーディーにサーチできるミノーがおすすめ!
波打ち際狙いは飛距離は必要ないので喰わせ重視でちょっと小さめのミノーが良いです。
2.離岸流を狙う
次は本命の離岸流です。
ここは本命なのでじっくり狙います。
ルアーもしっかりローテーションしていきます。おすすめはミノーで軽くサーチ→ワームで喰わせ→シンペンで遠距離狙いがおすすめ!
カラーもシルバー系、ゴールド系を使ってしっかり攻めましょう!
3.遠投して沖を狙う
波打ち際ダメ、本命の離岸流ダメ。そうなったら沖のカケアガリを狙います。
こうなったら飛距離勝負です!シンペンで届くならシンペンで釣ります。シンペンでも届かなかったらメタルジグです。おすすめはサーフ専用のメタルジグです。
これでも釣れなかったら?
次の離岸流探しにGO!
青物、シーバス狙いなら潮変わりの時間帯まで粘って釣りをして魚の回遊を待つのもアリです。ヒラメ、マゴチ狙いの場合は次の離岸流を探して居着き個体を狙う方が効率的です。
最後に
離岸流が見えない人向けの攻略法ををご紹介しました。
この方法をしっかり覚えれば見ても離岸流わからない人でもしっかり攻略できます。
しかし離岸流が見えるようになればより的確にスピーディーにサーフを攻略することができます。離岸流を見る練習をしながら今回の攻略法を試してみてください!
それでは!
釣りあびのサーフゲーム教室【第10回】に続く…
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