皆さんこんにちは!
釣りあびのサーフゲーム教室【第5回】
今回のお題は
『サーフに着いたら確認すべきこと一覧』です。
釣り場に着いたらまず最初に状況把握が最優先です!ベイトは居るのか?魚は居るのか?今日は釣れる日なのか?を海や砂浜を見て判断します。今回は僕がいつも確認していることをご紹介します!
この記事では
・状況把握はなぜ必要?
・釣り場で確認すべきこと一覧
・そこからどう釣果に繋げるのか?
という内容で書いていきます。
それでは行ってみよー!
状況把握はなぜ必要?
サーフ教室第2回、第3回でも話しましたが、サーフの釣りというのは状況が命です!これは断言します!釣れるシーズンに釣りをすること。釣れる日に釣りをすること。
では果たして今日は釣れる日なのでしょうか?それを目で見て確認します。
魚釣りというのは上手な人ほど状況把握をしています。ただルアーを投げて巻いているだけではなく常にキョロキョロといろんなものを見て確認します。そこから今日の状況を判断。良さそうなら粘る、ダメなら移動するを判断するわけです。
そうして一歩ずつ魚に近づいていくのです。
僕も釣り場に着いたらすぐにルアーは投げますが、ルアーを巻くと共に状況確認に集中します。
では釣り場で一体何を確認するのでしょうか?
釣り場で確認すべきこと一覧
僕が実際にサーフに着いたら確認していることを全て書きます。そしてそれを確認してどう釣果に繋げているか?少し難しいかもしれませんが皆さんもマネしてみてください!
1.波打ち際
まず重要なのが波打ち際です。
・ベイトの有無
・海水の色
・水温
良い日だと波打ち際にベイトとなる小魚が見えることがあります。もしそれがイワシであればその時点でハイチャンスです。ルアーを回収してくると波打ち際でベイトがピチャピチャと跳ねる場合もあります。要チェックです!
その他にも波打ち際で水色の確認をしましょう。今日は澄んでるのか?濁ってるのか?を確認。
そして最後に水温をチェックします。水温系を持って行ってチェックするのが理想ですがウェーダーで海に入ってみて「今日は暖かいな」「今日はちょっと冷たいな」程度でもOKです!(水温系で計測した方が正確に状況把握できます)
2.沖
次に沖を確認します。
・ナブラ
・ボイルやライズ
・漁師船や釣り船の動き(位置)
・沖の海水の色
・鳥の動き
重要なのはナブラやボイルがあるかないか?ナブラやボイルがあれば青物やシーバスが居る可能性が高いです。そしてナブラやボイルがあれば沖にベイトとなる小魚が居ることが確定します。このような状況では粘っていいでしょう。
そして漁師船や釣り船の動きを確認します。船は魚探を見て釣り場を決めてます。つまり船が居ればその周辺に魚が居るということになります。逆に船が諦めて移動するのであれば魚が居ない可能性が高いということになります。また漁師の網が入っているかチェックです。網が入っていれば魚が警戒して岸まで寄ってこなくなる場合があります。網はブイ(目印)が浮いていれば目で確認することができます。
沖の水色も確認します。波打ち際は濁っているのに沖は澄んでいる、などその日の状況を確認します。
最後に鳥の動きを確認します。鳥山が発生すれば最高です。たとえ数羽の鳥でも飛んでいれば確認します。鳥が低空飛行でウロウロしていればエサになる小魚が居るのかもしれません。また鳥が水中に刺して小魚を捕まえればベイトが居る証拠となります。
3.砂浜
波打ち際と沖を確認したら砂浜を歩きましょう。
そしてこのとき海ではなく砂浜をチェックです!
・砂浜の起伏
・イワシが打ち上がってないか?
・小川の流れ込みの位置
・ゴミの量、種類
・足跡
まずは砂浜の起伏(きふく)を探します。デコボコしていればそれが起伏です。探すことができれば地形変化や離岸流を見つける手がかりとなります。サーフの起伏を見つけたら投げてみましょう。
そしてサーフをず~っと歩いているとイワシが打ち上がっていることがあります。
▼こんな感じです
千載一遇のチャンスです!このような状況になったら粘りましょう。
小川の流れ込みが入っているサーフでは流れ込みの位置や流れている水の量なんかも確認しておきましょう。流れ込みの位置はちょくちょく場所が変わります。流れ込みの位置で釣果が変わったりします。
次に砂浜に打ち上がったゴミも見ておきます。ゴミの量や種類でここ数日どれだけ荒れたかが何となくわかります。大きな木などが流れ着いていたら大荒れした証拠です。荒れ後は地形変化ができますのでチャンスの可能性があります。
そして最後に足跡を確認します。サーフでは足跡は残りにくくすぐ消えることが多いです。なので新しい足跡があったら他の釣り人が入った証拠です。足跡だらけの場合、多くの人に叩かれた後の可能性かもしれません。
4.水中
歩きながらルアーを投げながら
ルアーを巻く手で水中を確認していきます。
・水中の地形変化
・潮の流れ
・川水の影響(河口の場合のみ)
ミノーなんかを使えばわかりやすいですが、ゴリゴリと底を擦ったり擦らなかったり。これで深い所や浅い所、カケアガリなんかをチェックしていきます。地形変化が大きい場所はチャンスです!
そして歩きながらルアーを巻いていると急に巻き抵抗が重くなったりします。これは潮が効いていたり渦を巻いている証拠です。このような場所では良型の魚が居る可能性があるのでじっくり攻めましょう!
これらと一緒に河口サーフの場合は川水の影響を確認します。雨が降った後は川の水が出るので濁ったりゴミが舞ったりします。ルアーにゴミが付いたりしますのでそれで確認していきます。大雨後は川の水がドバドバ放水されてルアーが流されることがあります。
5.他の釣り人
これが最後の項目です。
他の釣り人の動きをよ~く見ます。
・釣れているか?
・何を投げているか?
・釣り人のレベル
まず真っ先に見るのは『釣れているか?です』。他の人が釣れていればそれだけで今日は釣れる日です。もしルアーマンが釣れていない場合はキス釣りの人も要チェックです。キスがいっぱい釣れている場合、キスについているヒラメやマゴチを狙うために白いワームにするなど、キス釣りの人の動きから釣果に繋がることも多いです。
そして他の釣り人が何を投げているかもチェックです。これがかなり重要です。目で見えない場合は釣り人の動きでチェックします。よくあるのがガンガンしゃくってる人、これはメタルジグを投げてる可能性が高いです。周りの人がメタルジグを投げているのであれば自分はワームを使ってナチュラル波動で誘う。周りの人がワームを投げていれば自分はメタルジグを投げて遠距離を狙う。などして戦略を立てていきましょう。
最後に釣り人のレベルです。周りにいる釣り人がどれだけ上手な人かザックリ見ておきます。これはその人のキャストフォームや竿捌きを見ます。もし周りにいる全員がベテランレベルなら『ベテランが多い釣り場=釣れる釣り場』という可能性が高いです。その他にもベテランの人が粘っているなら何かの根拠があって粘っている場合が多いので自分も粘ってみていいでしょう。(時合待ちとか)
最後に
僕がいつもチェックしていることを書きました。
まずサーフに着いたらこのすべてを毎回チェックします。釣れても釣れなくても毎回チェック。これでその日の状況が大体わかります。
これが釣果に繋がります!
最初は難しいかもしれませんが経験を重ねながら少しずつチェックしていきましょう!
それでは!
釣りあびのサーフゲーム教室【第6回】に続く…
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