・スロージグって釣れるの?
・どうやって使えばいいの?
・おすすめのスロージグはどれ?
今回はそんな人に向けて
スロージグについて詳しく解説していきます!
まずはスロージグを理解しよう!
1.スロージグって何?
【SLOW】という名前の通りアクションがゆっくりしているメタルジグになります。特にフォールスピード(落ちる速度)が遅く、フォール中によく動いて魚にアピールします。
同じ30gのジグでもスロージグは通常のメタルジグに比べゆっくり沈みます。
2.スロージグのアクションは2タイプ!
スロージグの動きはざっくり分けると2タイプになります。
▼こちらをご覧ください
①のタイプは落ちるときに木の葉のようにヒラヒラとワイドにフォールします。このタイプは動きで視覚的に魚を誘います。
②のタイプは微振動でヒラを打ちながらフォールします。このタイプはフラッシング効果が高くアクションだけでなくキラキラして魚にアピールします。
3.有効な魚
・青物
・フラットフィッシュ
・ロックフィッシュ
この3カテゴリの魚に有効です。
個人的な経験談ですが僕が今まで使ってきて有効だったのはイナダ(ワラサ)、サゴシ、ヒラメ、マゴチの4魚種。
逆に僕はシーバスは釣ったことがありません。(偶然釣れてないだけだと思いますが…)
スロージグの良い所・悪い所
スロージグは良い所と悪い所がハッキリしています
これはしっかり頭に入れておきましょう。特に悪い所として「飛ばない」「テンポが遅い」の2点は要チェックです。
【重要】スロージグが「最強」になるシチュエーション
・潮が動かない日
・波が穏やかな日
・日中
・水深が浅い釣り場
・狙う場所がハッキリしている
この5つが全て重なったとき、スロージグはメタルジグの中で最強となります!(断言)
▼この写真とかまさにそのシチュエーション!
ベタ凪で潮が動かない日中って釣れないですよね。でも魚はしっかり居るんですよ。居るんだけど食わない。
そんなときにスロージグを丁寧に丁寧にフォールさせることによって食ってくることがあるんですよ!
これはジグがしっかりアクションしているからと、フラッシングでのリアクション効果があるからです。
カケアガリや岩礁の際など魚が居るであろうポイントを丁寧に丁寧に探りましょう。
僕は日本海・新潟のサーフで釣りをしています。日本海は潮の干満差が少ないことで有名ですね。干満差3cmなんていう日もありますw
そんな潮の動かない新潟サーフの日中でもしっかり釣ることができています。
このマゴチも真昼間に釣った魚です。
スロージグの使い方
・しっかり浮かす
・しっかりフォールさせる
・狙ってる魚のレンジをコントロールする
この3つが重要!
①着水したらまずは底まで沈めます
②上にシャクってジグを浮かせます
③集中して丁寧にフォールさせます
これの繰り返し。
ここで注意点がいくつかあります。
フォール中はとにかく集中!
バイトがあるのはフォール中です!僕の経験ではバイトは100%フォール中です!なので食ってきたらしっかりフッキングできるようにフォール中は集中しましょう。
また糸の張り具合でフォール速度をコントロールできるので集中して丁寧にフォールさせましょう!
必ず「上に」シャクる!
スロージグはフォールが命なのでジグをしっかり浮かす必要があります。横にシャクってもジグは浮きにくいのでしっかり上にシャクり上げましょう。
狙ってる魚が居るレンジでコントロールする
フラットフィッシュ、ロックフィッシュならボトム付近。青物なら中層なのか?ボトム付近なのか?その日の状況&狙っている魚の居るレンジでコントロールしましょう。
おすすめのスロージグはこれだ!
僕のお気に入りの3種をご紹介します!
1.スローブラットキャストワイド
木の葉のようにヒラヒラとフォールするジグ。すごく綺麗にフォールします!イナダやワラサに効果的です。
2.スローブラットキャストアップ
ビリビリとしたアクションでフォールします。多角形ボディでフラッシングを飛ばしキラキラとフォールします。ヒラメとサゴシに有効!
▼詳しいインプレはこちら!
3.ギャロップアシストフォールエディション
普通のメタルジグをスローにしたという感じ。これが1番使いやすいかな~。誰でも使いやすいジグです。イナダ、サゴシ、マゴチに有効!
▼このジグが活躍した釣行記がこちら!
他のジグとの使い分けは必須!
スロージグは状況によって使うジグです。
もし魚がやる気マンマンな状況では通常のセンターバランスのジグを使った方が効率が良いです。
▼その他ジグのおすすめはこちら!
スロージグはあくまでも近~中距離戦で活躍します。ナブラが遠い時はぶっ飛びメタルジグを使いましょう!
▼ぶっ飛びジグのおすすめジグはこちら!
スロージグはフォールで食わせるジグです。サゴシ(サワラ)狙いのときはフォールで食わせるとラインごと切られる可能性が高いのでサゴシ(サワラ)狙いのときはタダ巻きで泳ぐメタルジグがおすすめです!
▼サゴシ(サワラ)におすすめなジグはこちら!
最後に
スロージグについてご紹介しました。
1年中釣りをしていると潮が動かなくて全く釣れる気がしない状況って多いですよね。そんなときに他のジグやルアーと使い分けることにより今まで食ってこなかった魚がスロージグには食ってくる可能性があります。
1度も使ったことがない!という人は是非試してみてください!
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