皆さんこんにちは!
釣りあびのサーフゲーム教室【第8回】
今回のお題は
『フローティングミノーを使いこなしてサーフの水深を測ろう』です!
サーフゲームで釣るには地形変化を攻略しなければなりません。深くなっている所、浅くなっている所、そんな場所に魚が居ます。それを見極めるにはルアーを巻いて水深を把握しなければなりません!
▼例えばこんな何もないサーフ
このようなサーフでも深い所や浅い所があります。
今回はその見極めをフローティングミノーで行うやり方をご紹介します。
ちなみに、何故フローティングミノーか?というのは1番簡単で早い。入門者の人でもザックリ水深を測ることができるからです。
僕は初心者の頃から今でもフローティングミノーを使ってサーフの水深を把握しています!
この記事では
・フローティングミノーを理解しよう
・使い方
・水深を測るやり方
・欠点
・おすすめミノー
この内容で書いていきます!
そして1つだけ注意点!
フローティングミノーで水深が測れるのは水深2mまでの遠浅サーフです。深いサーフではできません。太平洋側は潮の干満差が大きいので干潮周りにやることをおすすめします。
それでは行ってみよ~!
フローティングミノーを理解しよう
フローティングミノーは巻かないと浮く、巻くと潜るミノーです。
![](https://naginohiblog.com/wp-content/uploads/2022/04/5293c7234d4b1bf67b101137403f4ae3.jpg)
①着水、②巻くと潜る、③レンジキープする、④止めると浮く、⑤巻くと潜る
これがフローティングミノーです。
![](https://naginohiblog.com/wp-content/uploads/2022/04/2d096ae464f4387eeef074cfd38165d5.jpg)
▲巻き続けると誰でも簡単に一定レンジ(水深)をキープして泳がすことが可能です。
![](https://naginohiblog.com/wp-content/uploads/2022/04/1b82b73fd23ffff99405c29ef9d61470.jpg)
そしてミノーには潜行レンジが設定されています。
潜行レンジとは?
そのミノーが潜る水深のことになります。
![](https://naginohiblog.com/wp-content/uploads/2022/04/97ab86a4e2ab6e77fdb245519e1247b3.jpg)
どのくらい潜るのか?それぞれのミノーで決まっています。パッケージやメーカーHPに記載されていますのでしっかり覚えておきましょう。
フローティングミノーの使い方
ただ巻きです!
ただ巻くだけでOKです!
というか水深を測る場合はタダ巻きが最適解です。
しかしコツがあります。
![](https://naginohiblog.com/wp-content/uploads/2022/04/4799ea5e23540192cd39f7e719e2c102.jpg)
この潜行レンジに関してなんですが、竿先の角度や巻くスピードでコントロールします。
▼こんな感じです。
![](https://naginohiblog.com/wp-content/uploads/2022/04/e6f008a6362d3b2468c1529a30048e81.jpg)
竿先を下げて早巻きすればMAXまで潜ります。
竿先を上げてゆっくり巻けば浅い水深になります。
しかしサーフでは波に押されるので竿先を上に上げてゆっくり巻いても少し潜ってしまいます。
例1 潜航レンジ40~120cmの場合
実際に使えるのは約80~120cmになります。
例2 潜航レンジ40~70cmの場合
実際に使えるのは約50~70cmになります。
フローティングミノーで水深を測るやり方
▼今回はこの2本で考えていきます。
上:ミッドダイバー115F
下:サイレントアサシン129FFB
![](https://naginohiblog.com/wp-content/uploads/2022/04/4799ea5e23540192cd39f7e719e2c102.jpg)
ルアーの潜航レンジ(何cm潜るのか?)は必ず覚えましょう。暗記です!
![](https://naginohiblog.com/wp-content/uploads/2022/04/9c4365604178ab80e044b56e6b1a4155.jpg)
この2本を巻いたときミッドダイバーの方が深く潜ります。
![](https://naginohiblog.com/wp-content/uploads/2022/04/a445fc94fee5e9aa2a096628fe4bf619.jpg)
そしてミッドダイバーで底を擦る
サイレントアサシンでは底を擦らないとします。
これを計算します。
40~120cm←底を擦る
40~70cm←擦らない
この場合80~120cmの水深でミッドダイバーが底を擦っていることになります。
つまり水深約40cm以上1m未満であることがわかります!
![](https://naginohiblog.com/wp-content/uploads/2022/04/27fd6f8baee1dc6af10143f410ab3726.jpg)
このような感じで水深をチェックしていきます。
という感じで把握していきます。
テクニック
これが重要です!
![](https://naginohiblog.com/wp-content/uploads/2019/07/2019-07-18-10.54.03.jpg)
これでこのサーフは全体的に40cm以上1m未満の遠浅サーフであることがわかりました。
ではどうするか?
あえて底を擦るミッドダイバーを投げながらひたすらサーフを歩きます。
そしてミッドダイバーが擦らない所を発見したらそこは深さ1m以上、つまり地形変化になります!
▼擦らない場所を見つける。
![](https://naginohiblog.com/wp-content/uploads/2022/04/4a0e08d76b2dffe80fa2c687174f5900.jpg)
▼そこは深い場所!地形変化!
![](https://naginohiblog.com/wp-content/uploads/2022/04/bef8b46e2e27c52dcae0cb33e888bc5c.jpg)
このように深い場所を見つけたらチャンスですのでワームやシンペンやジグなども使って探ります。
例え30cm程度深いちょっとした凹みでも魚がついている可能性が高いので見つけたら入念に探りましょう!
欠点
フローティングミノーの欠点として
・飛ばない(ジグなどに比べて)
・風に弱い
・波が高いと潜らない
このように悪天候に弱いです。
フローティングミノーで水深を測るのは穏やかな日に行いましょう。
おすすめミノー
いろんな潜航レンジのミノーを使うことによってもっと具体的にサーフの水深を把握することが可能です。
1.デュエル ミッドダイバー115F
潜航レンジ 40~120cm
2.デュエル シャローランナー120F
潜航レンジ 10~60cm
3.シマノ サイレントアサシン129FFB
潜航レンジ 40~70cm
4.アイマ サスケ120裂波
潜航レンジ 70~90cm
5.ジャンプライズ ロウディー130F
潜航レンジ60~130cm
水深1.5m以上の場合
水深1.5m以上の深いレンジを泳ぐフローティングミノーは無いので、深い場合はシンキングミノーを使います。
ダイワ セットアッパー125S-DR
潜航レンジ 最大2mオーバー
最後に
フローティングミノーでサーフの水深を測るやり方をご紹介しました。
ちょっと伝わりにくいかな~…。文章で書くの難しい。
この記事を読んで「げっ、難しそう…」と思ったアナタも実際に釣り場でやってみると簡単ですよ!
とりあえず何本かフローティングミノーを持って行ってやってみてください!
それでは!
釣りあびのサーフゲーム教室【第9回】に続く…
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