キジハタ(アコウ)が主にベイトとするのは
1.甲殻類(カニやエビ)
2.小魚(ベイトフィッシュ)
実はキジハタは
ベイトの種類によって狙い方が違う
ってご存知ですか?
今回はベイトの種類によっての狙い方の違いや特長などを詳しくご紹介します。
ベイトを理解すればもっと釣れるようになりますよ!
キジハタの2種類のベイト
1.甲殻類(カニやエビ)
もっとも多いのがカニやエビといった
「甲殻類 」
キジハタのベイトの中でも圧倒的に多いのが甲殻類です。
テトラ帯や岩礁帯でボトムで釣れると甲殻類をベイトにしている確率が高いです。
写真は僕が釣ったキジハタを食べるために捌いたときに胃袋に入っていたエビです。
最近釣るとほぼ100%このようなエビが入っています。
3インチバグアンツと比べるとこんな感じです。
2.小魚(ベイトフィッシュ)
イワシやアジといったベイトフィッシュ。
中でも多いのが
「イワシ」です。
イワシには大型のキジハタがつく傾向があります。
僕の経験でも船などから40cm~50cmのキジハタを釣ると胃袋にはイワシが入っていることが多いです。
ベイトによるレンジの違い
ベイトの種類によって
レンジが違います。
甲殻類は「底(ボトム)」
甲殻類がベイトの場合レンジは底(ボトム)になります。
狙い方はボトムズル引きや
リフト&フォール、ボトムバンプ。
必ず底をとりましょう。
ベイトフィッシュは「中層」
ベイトフィッシュがベイトの場合のレンジは中層になります。
狙い方は中層ただ巻き。
キジハタは泳ぐスピードが遅い魚です。
少しゆっくり巻きましょう。
使うルアーの違い
甲殻類の場合
甲殻類がベイトの場合は
ワームもカニやエビのような形のものを使いましょう。
これを直リグやテキサスリグでズル引きです
個人的には直リグがオススメです。
シンカーの重さは底を感じられるぐらいで
できるだけ軽いものを選びましょう。
ベイトフィッシュの場合
ベイトフィッシュがベイトとなっている場合は
ワームも魚の形をしているシャッドテールを選びましょう。
これをジグヘッドorブレードリグでただ巻き
必ず中層をリトリーブしましょう。
エコギアのバルトはアピール力が非常に高く
広範囲を探れるのでオススメです。
▼リグやワームについて詳しい説明はコチラ
居る場所の違い
キジハタが「居る場所」の条件は以下のような場所です
・根と砂が混在している
・根が険しい
・潮当たりが良い
しかし、ベイトの種類によって少し特長があります。
甲殻類の場合
甲殻類がベイトの場合は
根が険しく砂があるところ
を狙いましょう。
根はテトラや岩礁など。
できるだけ大きいテトラや岩礁を探しましょう。
ベイトフィッシュの場合
ある程度水深があり、 潮当たりの良い磯。
を見つけましょう。
ただ、場所というより「イワシ」の回遊を発見することが最優先です。
イワシが回遊していれば、根が何もないサーフで釣れることもあります。
どっちのベイトを狙えばいいの?
基本的には甲殻類がオススメです。
甲殻類には大小さまざまなサイズのキジハタがつきます。
なので、甲殻類についているキジハタを狙えば数釣り、サイズ狙いどちらも可能です。
対してベイトフィッシュ狙いは大型狙いといった感じ。
数釣りは難しいですが・・・
40cmオーバーの大型のキジハタを複数狙う場合は
ベイトフィッシュを狙いましょう。
少し上級者向けの狙い方になります。
最後に
簡単にまとめると
基本は甲殻類。
大型狙いはベイトフィッシュ。
という感じです。
ちなみに僕はほとんど甲殻類狙いでやっています。
その方が釣果が安定するので。
今回はキジハタのベイトのお話でした。