ジャンプライズ
「ぶっ飛び君95S」
サーフアングラーの僕の中では
最高のルアー
だと思っております。
僕は釣り歴こそ20年以上と長いですが、センスが無いのか(泣)なかなか釣りが上手くなりません。
そんな僕でもぶっ飛び君95Sの性能のおかげで様々なランカークラスや人に自慢できる釣果を叩き出すことができました。
今回はぶっ飛び君95Sを5年以上使い込んだ僕が使い方や魅力をご紹介します。
ぶっ飛び君95Sとは
2014年2月28日に発売された
ヘビーシンキングペンシル。
スペックは95mm、27g
フック、リング♯4
レンジ0~100cm
今だからこそヘビーシンキングペンシルは市場に溢れていますが、2014年の時点ではほとんど存在しませんでした。
「ぶっ飛び君」というキャッチーなネーミングと、テスト時代の圧倒的ランカー捕獲性能で発売直後は即完売。
ネットでは定価の倍以上の価格で取引きされていました。
「ヘビーシンキングペンシル」というカテゴリーのルアーを世に定着させたルアーです。
その他にもライトウェイトVer.のぶっ飛び君ライトやぶっ飛び君ミディアム。
ラトルINのぶっ飛び君ラトルなどがあります。
今回オススメするのはノーマルのぶっ飛び君95Sとぶっ飛び君95Sラトルです。
【インプレ】ぶっ飛び君95Sの魅力
5年以上使い込んだ僕がぶっ飛び君95S/ラトルのインプレをご紹介します。
圧倒的飛距離
とにかくぶっ飛びます。
メタルジグ並の飛距離。
90m前後というところでしょうか。
ただ、正直いうと今の時代ぶっ飛び君95Sよりも飛ぶルアーも存在します。
ぶっ飛び君の飛距離が本当に凄いのは
どんな状況でもぶっ飛ぶ!
逆風、横風など、どんな状況でも気持ちよく飛びます。
そして
毎キャスト安定して飛ぶ!
僕は5年以上使っていて一度もキャストミスをしたことがありません。
下手クソな僕がですよ!?
それがどんなに凄いことか・・・。
毎キャスト、たとえキャストが上手にできない人でも必ず飛ぶと思います。
この安定感は現代でも最高峰だと思います。
艶めかしいアクション
アクションはハイピッチワイドスイング。
ワイドなのに艶めかしさがあり
生感(生命感)
があります。
僕はこのアクションが本当に好き。
僕が惚れ込んだ理由は飛距離よりもこのアクションの「生感」にあります。
巻き感 、フィーリング
やはり巻き感は軽いです。
ヘビーシンペンに慣れていない人は
「本当に泳いでるの?」
と疑ってしまうかもしれません。
慣れるまで少し苦労するかも…
常にアクションする
着水した瞬間からリトリーブ中、フォール、水面に飛び出してもしっかり泳ぎます。
これが釣れる秘訣なんだと思います。
過酷な状況に強い
飛距離もそうですが、波や流れにも強いです。
もともと荒れた磯ヒラなどを想定して開発してあるルアーです。
波が3mあるサーフでも、潮が速いサーフでもしっかり泳ぎます。
なんでも釣れる
シーバス、青物、フラットフィッシュ、その他・・・
本当になんでも釣れます。
サーフでイワシが接岸していて「ターゲットが絞れない状況」でもぶっ飛び君ひとつで全ての魚を狙うことができます。
使い方の幅が広い
タダ巻きやリフト&フォール、スキッピングなど、どんなアクションでもしっかり泳ぎます。
ゆっくり巻いても早巻きでもしっかり泳ぎます。
そのほかにも様々なチューニングをして使うことも可能です。
インプレまとめ
どんな状況でも
どんな使い方をしても
何を狙っても
しっかり釣れる。
それがぶっ飛び君95S。
ノーマルとラトルはどっちが釣れるの?
僕は両方使います!
ラトルが入るとアクション時に「カラカラ…」と音を出してアピール。
これが濁っている状況や魚の活性が高いマズメ時に効きます!
その逆で水が澄んでいるときや魚の活性が低いときはノーマルモデルを使っています!
▼ラトルが威力を発揮した釣行記の記事です。
チューニングについて
ぶっ飛び君95Sは手軽にチューニングできるルアーです。
しっかり作り込んであるのでチューニングをしてもアクションバランスを崩さずしっかりアクションします。
今回は僕が使い分けている
通常
ブレードチューン
シングルフックチューン
についてそれぞれの使いどころをご紹介します。
通常
通常のパッケージに入っている状態です。
これが基本です。
やはりバランスが良く、普通に使う場合はコレが1番だと思います。
ブレードチューン
テールフックをブレード付きトレブルにします。
使うシチュエーションは
アピール力を高めたいときや凪の日、潮が動いてない時間帯に使います。
ブレードを付けてもぶっ飛び君自体はしっかりアクションします。
本来のぶっ飛び君の動き+ブレードのヒラヒラになります。
シングルフックチューン
トレブルフックをハズしてシングルフックにチェンジ。
僕が使っているのはこの「がまかつ シングルフック53ソルト#1」です。
これを両方とも後ろ向きにセットします。
シングルフックチューンは掛けた魚をバラしにくくする、根掛かりを激減させる。
などの効果があります。
僕は根掛かりを軽減させる為にシングルにしてます。
これで根の中に放り込むことができます。w
ただ弱点として、バイト時にフッキングに失敗することがあります。
単純に掛かりにくい。
フッキングが成功すればトリプルフックよりバレません。
▼シングルフックチューンについて詳しくまとめた記事になります。
フックの向きなども詳しく解説しています。
オススメカラー
状況別に合わせたオススメカラーをご紹介します
レンズキャンディーグローベリーとピンキーグローは万能です。
迷ったらとりあえずコレ!
水が澄んでいるときはリアルカタクチがオススメ!
ナチュラルにアピールします。
日中の釣りはリアルキビナゴがオススメ!
夜の釣りや暗い時間帯はチャートバックパールがオススメ!
ナイトゲームの定番カラーですね。
最後に
最後に言っておきますが
僕はジャンプライズのファンでも回し者でもなんでもありません!!
世の中の全てのメーカーのルアーを「フェア」に見て、ぶっ飛び君95Sが最高だと思っています。
完成度が高すぎる。
そして値段も高すぎる。w
でも、高いお金払ってまで買う価値はあると思います。
僕はこれからもぶっ飛び君を投げまくるし、ぶっ飛び君の性能で釣らせていただきます。
今回はぶっ飛び君95Sのインプレでした。