シマノ 熱砂
スピンドリフト
僕の中ではヒラメや青物など、サーフを攻略する上で無くてはならないルアーのひとつです。
そんなスピンドリフトは3種類あります。
・80HS AR-C
・90HS
・110HS AR-C
この3種類を釣り場の水深や、その日の状況で使い分ける必要があります。
今回は僕なりのスピンドリフト3種の使い分け、使い方をご紹介します。
スピンドリフトとは?
スピンドリフトシリーズはヘビーシンキングミノーになります。その為、レンジは深めに設定されています。
熱砂シリーズ初期はもうひとつ小さいモデル(75HSだっけ?)もありましたが、現在は3種類となっており、90HSは熱砂シリーズ初期からあるサイズで固定重心。80HSと110HSは追加モデルとなっており、シマノの重心移動システムAR-Cシステムが搭載されています。
発売から10年近く経っている現在でも新色が発売されているほど人気ルアーとなっています。
役割としてはボトム付近をしっかりサーチできるミノーという感じです。
僕なりの使い分け、使い方
80HS AR-C
80mm 23g
シリーズ中1番普通のシンキングミノーという感じ。とにかく使いやすい。
ゆっくり巻いてもフラフラ泳ぎ、早巻きではブリブリ泳ぐ。ヘビーシンキングですがアクションレスポンスが良いです。80はシリーズで唯一シャローでも使えます。軽くキャストしても気持ちよく飛んでいくので投げやすい。横風、向かい風にも強い。
使う状況
水深0.5~3m。ベスト水深1~2m。
波0.2~1.2m。ベスト波0.8~1m。
波は低い日の方が使いやすいです。
使い方
僕はタダ巻きかストップ&ゴーで使います。巻くスピードは竿先に泳いでいる感覚「ブルブル」が伝わってくるくらいで、できるだけゆっくり巻きます。底から浮き上がり過ぎてしまったなと思ったらストップ。シャローではストップせずタダ巻きで使います。
90HS
90mm 27g
早巻きでのバタつきアクションでフラッシングが強烈!
シリーズ唯一の固定重心モデルになります。ゆっくり巻いても尻下がりの姿勢であまり泳ぎません。早巻きで使いましょう。ヒラメの他にも早巻きがサーフシーバスに効きます。固定重心なので投げるときはフルキャストしましょう。
使う状況
水深1.5~5m。ベスト水深3m前後。
波0.2~2.5m。ベスト波1.2~1.5m。
使い方
基本はタダ巻き。ハンドル5~6回転くらいに1~2回ジャークを入れて使っています。早巻きでもリップの効果で浮き上がりにくいので、僕はあまりストップは入れずに巻き続けます。
110HS AR-C
110mm 32g
正直ほとんど使いませんw磯で青物狙いで使っています。
少し水深のあるサーフでも底を擦ってしまうのでサーフでは使いません。使うのは磯の青物。特に60cm以上の型の良いイナワラ~ブリクラスが入ってきたとき。他のジグやルアーに反応がなく、これで青物連発したなんて思い出もあります。
使う状況
良型の青物が回遊しているとき。
水深2m以上の磯(堤防も良いと思います)。
使い方
僕は緩急を付けたジャークで使います。ゆっくりタダ巻きしてビシビシと2~3回ジャーク。
カラーについて。
何故か僕の好きなカラーは
全部廃盤になる!
何故だ!何故なんだ!?シマノさん?
初期からあったガッチョグリーンというカラーが最強でした。そしてガッチョグリーンが廃盤になり、僕がメインで使っていたカガヤキヒラメリョクが今年廃盤・・・。僕は一体どうすれば良いんだ・・・。
僕は濁りはゴールド系、それ以外は全てシルバー系を使っています。(時間帯問わず)
今年は新色として狂鱗カラーが発売されているので期待。
最後に
僕なりのスピンドリフト3種の使い分け、使い方をご紹介してみました。
年間通して僕が圧倒的に使うのは80HS AR-Cです。しかし、それは僕の行っているサーフが水深2m以下のシャローだからです。
いつも自分が行っているサーフの水深や使い方によって使い分けてみてください。
参考になれば嬉しいです。
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