実は荒れたサーフというのはシーバスを釣る絶好のチャンスです!波1m~1.5m前後はハイチャンス!
しかし、荒れた日にシーバスを釣り上げることはちょっとしたコツと荒れたサーフに対する理解が必要になります
では一体どうすればいいのか?
今回はいつも僕が実際にやっている釣り方をご紹介します
荒れたサーフ、水中はどうなっているの?
まず荒れたサーフを理解しましょう
基本的に荒れたサーフは波が崩れサラシができ、砂が舞い濁り、流れが渦を巻いています。
そう、つまり「グチャグチャ」です
このグチャグチャの中で魚の目もあまり見えていません。視界が悪い
特に朝マズメの薄明るい時間などはかなり視界が悪いはずです
▲その証拠にこちらの写真をご覧ください
この写真のシーバスは波1.7m予報の日に釣ったシーバスです
ルアーが顔に掛かっていますよね?
荒れたサーフで釣れるとルアーは口の中ではなく、顔周辺に掛かることが多いです
これはシーバスの視界が悪く上手にルアーを喰えていないということです
釣り方のコツ
・大きいルアーを投げる
・サラシとヨドミを撃つ
・ルアーを潮に馴染ませる
・波打ち際までしっかり引く
・時合を待つ
釣るコツはこの5つになります
大きいルアーを投げる
まず最初に12cm~15cmのルアーを投げます。おすすめはミノーです
僕は荒れたサーフで釣りをする場合、まず最初に14~15cmのミノーを投げます
大きいルアーを使うことによって視界が悪い状況でもしっかりルアーをシーバスにアピールできます
「そんな大きいルアーで釣れるの?」という人も多いと思います。14cm程度のルアーならガンガン喰ってくるのでご安心ください
サラシとヨドミを撃つ
荒れたサーフでシーバスはどこに居るのか?
居る確率が高いのは「サラシ」と「ヨドミ」です
サラシは「波が崩れて水面に泡が広がっている」ところ
ヨドミは「水があまり流れず止まっている」ところです
このどちらかを見つけて狙いましょう
ルアーを潮に馴染ませる
ルアーは投げてタダ巻きでOKです!
ではルアーはどのくらいの速度で巻くのか?
それはその日その波次第です
潮に馴染んでキレイにルアーが泳ぐ速度を見つけて巻きましょう
最初はコツが必要かもしれません
ルアーがバタバタと暴れすぎてもダメ。ルアーが泳がなくてもダメ。キレイに泳ぐ速度を探しましょう
波打ち際までしっかり引く
「風が強くてミノー全然飛ばないんだけど・・・」
ご安心ください!
荒れたサーフは波打ち際で喰ってきます!
▲このくらい足元でヒットします
必ず最後の最後までルアーを集中して巻きましょう
時合を待つ
時合が来るまで粘ることが重要です。タイミングでベイトが入ってきて急に釣れ始めます
時合はその日その日によってバラバラ
最初はSNSや近くの釣具屋さんに聞いて「最近何時に釣れているか?」を調べるのが手っ取り早いです
釣り歴が長くなればなんとなく釣れる時合がわかるようになるので、最初はガムシャラに釣りをして経験を積むことも大切です
ルアーサイズは徐々に下げる
まず最初に大きめのルアーを投げて釣れればそのままでOK!
釣れなければルアーを12cm、10cmと徐々にサイズダウンさせます
特に日中など明るい時間は14cmミノーは見切られることも多いです
必ずルアーサイズをローテーションしましょう
ミノーに反応がないときはシンペンでフォロー
どうしても飛距離が欲しいときはメタルジグでフォローします
メタルジグは釣れない?
荒れている日は風が強く、真っ先にメタルジグを投げたくなりますよね。しかし個人的に荒れたサーフでメタルジグはおすすめしません
理由はメタルジグはアピール力が低く、魚に見つけてもらえないからです
自分がシーバスだったらどちらに喰いつきますか?
僕だったら派手な獲物に喰いつきます!
これがメタルジグの弱みであり、大型ルアーの強みになります
とはいえ青物が回遊しているときはメタルジグの出番も多いので必ず釣り場には持って行きましょう
ちなみに、イナダでもミノーでしっかり釣れますのでご安心ください
おすすめルアーはこれだ!
実際にいつも僕が使っているおすすめルアーをご紹介します
14~15cmミノー
▲この2種類のミノーは荒れたサーフでもしっかり泳いでくれます。まず最初に投げるならこのどちらか!
▲水深80cm未満の浅いサーフならこれ!
12~13cmミノー
▲基本として使っているのはこの2種!
▲水深80cm未満の浅いサーフならこれ!
▲水深が2m以上の深いサーフならこれ!
フォロー用シンペン
▲この2種類があればとりあえずOK!
メタルジグ
▲いろいろ試しましたがこれが1番荒れに強いかな~・・・
使うタックルについて
荒れたサーフのシーバスの引きは強烈ですので、若干強めのタックルがおすすめです
10ft前後のMかMHのサーフタックル、シーバスタックルならOK!
リールは4000番、PEラインは1.2号200m、リーダーは6号(25lbクラス)ならOKです!
【重要】安全に楽しもう!
・夜の荒れたサーフには行かない
・波が高すぎる日は釣りをしない
・釣りを始める前に安全か確認
・フローティングベスト、ウェーダーは必ず身に着ける
・波打ち際に近づき過ぎない
必ず安全、安心で楽しみましょう!
釣り場に着いたらすぐサーフに立つのではなく、遠くからじっくりサーフを観察しましょう。『本当にあの場所に立っても安全か?』をしっかり確認してからサーフに立ちましょう。
最後に
まず恐れずに14cm前後のミノーを1日投げ倒してみることをオススメします
これで荒れた日のサーフシーバスにグッと近づけると思います
良かったら試してみてください!
Twitter→(@285Nf8mRTeVXEhp)
よかったら絡んでやってください。