ジャンプライズ サーフェスウィング147F
発売したのは2013年頃、もう10年以上前です。発売当初から大好きで昔は投げまくっていました。最近は生産が少なくあまり売ってないので、手持ちのものを大切に使っています。
では何がそんなに良いのか?
個人的な感想を書いていこうと思います。
ルアースペック
全長 | 147mm |
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重さ | 23g |
タイプ | フローティング |
レンジ | 60~80cm |
フック | #3×3 |
ジャンル | フローティングミノー |
アクションは『シンクロウォブンロール』というジャンプライズ独自の表現になっております。
フローティングですが外洋エリア等の塩分濃度が高いエリアでギリギリフローティングになるように設定してあるようです。大雨後や河川など塩分濃度が低い釣り場ではシンキングになる為、その場合はフックサイズを下げる(小さくする)ことによってフローティングになる仕様。
実際に使ってみた感想
サーフェスウィング147Fの最大の魅力は水馴染みの良さです。
凪~荒れまで、どんな状況でも対応します。特にやや荒れ~荒れの状況での水馴染みは秀逸でまさに『潮を掴んで流れと同化している』様。水馴染みはフローティングミノーの中でもトップクラスだと思います。
アクションレスポンスが良く、しっかり泳ぎきります。それでいて荒れたサーフや根があるサーフでも溺れずに操作できる。波打ち際も強いです。
アクションはスローで巻くと派手ではなくナチュラルなフラフラ系。バタつかず艶めかしいです。シーバスに対しての喰わせ性能は高い。
レンジが60~80cmというのも個人的には丁度良く、様々なサーフで使うことができます。
飛距離に関しては『しっかり投げれば飛ぶ』という感じです。ちゃんと竿にルアーの重さを乗せて、曲げて飛ばす。逆に、そうしなければあまり飛びません。そういった意味では高弾性のロッドとは相性が悪いと言えます。
僕はネッサCI4+、パワーマスターサンドウォーカー、ゼノモーフウォリアーで投げてきましたがネッサCI4+だけちょっと投げにくい感じでした。
フックは#3×3となっているので、大物にも対応しています。下からの突き上げバイトやハーモニカ喰いにもしっかり対応できる理想的なセッティングだと思います。
フローティングかつアクションがバタつかない作りなので吸い込みやすく、フッキング性能は抜群です。
波1.5m、向かい風8mくらい。実際にシーバスが釣れた日のサーフの写真です。こんな状況でもしっかり使えます。むしろこんな状況こそおすすめです。
シングルフックセッティングについて
シングルフックセッティングにも対応しています。僕は根がキツいサーフで根掛かり回避のためにシングルフックを使うことがあります。
シングルにしても性能を損なわないまま使えるのもこのルアーの魅力です。(多少浮力は高くなります)
タマンスペシャル白16号を使っています。
ジャンプライズ社長の井上氏がシングルで使っているのを見て、必死に調べてこれにたどり着きました。
使い方
タダ巻きだけでOKです。
ゆっくり潮を感じながら巻きましょう。
ジャーク等のロッドアクションも効果があるようですが、僕はタダ巻きしかしません。(ジャークするなら他ミノーにチェンジします)
筆者使用カラー
レンズキャンディーグローベリー、バナナフラッシュレインボー、ブルピンキャンディーを使ってます。それとイナッコレンズを未開封保管していて、そのうち使います。
筆者の使用タックル
僕がサーフェスウィングを使ってきたタックルです。一部相性が悪かったものがあるので相性が良かったものを抜粋して書いてあります。
アブガルシア/エラディケイターゼノモーフウォーリアー97MML-TZ
天龍/パワーマスターサンドウォーカー1032S-MLM
シマノ/20ツインパワー4000
ダイワ/18レガリスLT4000D-C
シマノ/ピットブル8+ 1.2号200m
デュエル/スーパーXワイヤー4 1.2号200m
各社5号、6号
カルティバ/クイックスナップ1.5号
筆者の評価
しっかり作り込まれている、さすがジャンプライズルアーといった感じです。個人的にはこの時代のジャンプライズルアーが1番好きです!
147mmという少し大きめのサイズ、艶めかしいアクション、水馴染み、理想的なレンジとフックセッティング。パイロットルアーとして理想の性能が詰め込まれています。多少荒れ気味でイワシが接岸していれば性能を最大限に発揮できることでしょう。
サイズだけ聞くとデカ過ぎのように思えますが、スリムなのでボリュームが適度に抑えられているのも僕好みです。
このサイズのルアーを臆することなく投げられる人にはおすすめのミノーです!
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