シーバスは竿先が
柔らかい方が釣れる!
って知ってますか?
これ、プロアングラーの方も言っていますよね
僕自身もシーバス狙いの時は竿先が柔らかい竿を使って釣ってます
では一体なぜ竿先が柔らかい方がシーバスは釣れるのか?
・柔らかい竿と硬い竿の違い
・ルアーとの関係性
・実際に僕が使っている竿
イラストを使ってわかりやすく解説します!
シーバス狙いで重要なこと
1.ルアーをしっかり泳がす
2.ゆっくり巻く
3.レンジキープさせる
4.食わせのアクションを作る
つまりルアーをコントロールすることが重要です!
特にシーバスはレンジが重要で表層、中層、ボトムと魚が居るレンジにルアーを通さなくてはいけません。このレンジが数十cm外れるだけで食ってこない
「表層」と言っても水面から20cmなのか?60cmなのか?これだけで食いが全然違います!
そして竿先が柔らかい竿を使うことによってルアーをより正確にコントロールできるようになります!
シーバスは竿先が柔らかい方が釣れる理由!
まずルアーを引くと竿とルアーに力が加わります
▼こちらをご覧ください
ルアーを巻くと竿先がグッと重くなりますよね
このとき竿先は曲がり、元の真っ直ぐの状態に戻るために「戻ろうとする力」が発生しますします
次に水中のルアーの様子です
▼こちらをご覧ください
※黒い矢印は水の流れのイメージ
タダ巻きでルアーを引いてきた場合、波や流れがあるとルアーは煽られてどんどん上に上がろうとします
このとき、竿先が硬いと「竿の力」でさらに上へ上へ引っ張ろうとします
これが
竿先が柔らかいと「力を吸収」します
柔らかい竿は竿先が柔軟なので力を吸収。ルアー本来のアクションを助けます。これによりレンジキープできます
比較するとこんな感じです!
硬い竿を使っているとレンジ60~80cmのルアーであっても、波と流れと竿の力でルアーが浮き上がっていて「実はもっと表層を引いていた!」という事があります
竿の力が強すぎてルアーを引っ張っちゃうわけです
シーバスは水面から50cm~1m前後の「表層の少し下」が美味しいレンジとされています
実際僕もこのくらいのレンジがよく釣れます
波が高いサーフなどでは柔らかい竿じゃないとこのレンジをうまくキープできません
特に僕はフローティングミノーを多用します
フローティングミノーを使った場合、巻けば潜ってレンジキープします。そして波と竿の力で浮き上がろうとします
「巻いてレンジキープ→浮き上がろうとする→さらに早く巻いて潜らせようとする」
こんな感じで硬い竿を使うとついつい早巻きになってしまいます
シンペンやバイブレーション等も硬い竿で巻き続けると早く浮いてしまいます。ゆっくり巻くと綺麗に泳ぎません
柔らかい竿を使ってレンジキープさせながらしっかり泳がすことが重要となります
まとめ
・竿先が柔らかいと竿が力を吸収してルアーが操作しやすい。フローティングミノーはよりゆっくり巻いてレンジキープできる。シンキングルアーはタダ巻きで浮き上がりにくい
・硬い竿を使うとルアーが浮いてきてしまう。フローティングミノーを使うとついつい早巻きになってしまう。シンキングルアーを使うと浮いてしまうので、レンジを安定させるためによりゆっくり巻く、ゆっくり過ぎて綺麗に泳がない
【注意】柔らかければ良いってもんじゃない!
ここまで読んで「なるほど!竿先が柔らかければ良いのね!」っていうとそうではありません。柔らかいだけだとパワーが無くなり、魚が掛かってから大変になります
あくまでも「竿先が柔らかく、シャープで、パワーのあるロッド」というのが条件になります!
竿先が柔らかい竿ってどれ?
ロッドパワー
柔らかい【L→ML→M→MH→H】硬い
竿全体がライトになれば竿先が細くなり、柔らかくなります
高級ロッド
高い竿はなぜ高いのか?
こういうときに価格差が出ます!
高級ロッドはしっかりパワーがあるのに竿先が柔軟でシャープなものが多いです
国産ブランクス
日本で製造している「国産ブランクス」の竿は中弾性ロッドが多く、竿先も柔らかいことが多い。メーカーはヤマガブランクス、リップルフィッシャー、天龍など
僕が使っているタックル
僕はサーフシーバスで天龍のパワーマスターサンドウォーカーPMS1032S-MLMを使っています
サーフでヒラメを狙うときはシマノのネッサCI4+を使いますが、シーバスを狙うなら天龍の竿の方がルアーをコントロールしやすいし、よく釣れます
特にフローティングミノーの操作性は圧巻です
竿先が柔らかい竿の欠点
・理想を求めると高級になる
・感度が微妙
安くて竿先が柔らかくてパワーもある!
そんな理想の竿はありません!!
「竿はしっかりとパワーがあり竿先が柔らかい」←これが理想になります。安くても4万円以上くらいになってしまいます
ダイワ社のMLクラスのロッドは低~中価格帯でも比較的パワーがあり竿先が柔らかいです。4万円も出せないよ!という人には個人的にダイワの「ラテオのML」がおすすめ!
そして
柔らかい竿は感度が悪いです
バイトがぼやけます。これにより「あ、あれ?いま当たった?」「あれ?喰ったかな?」みたいな感度が曖昧になってしまいます
最後に
これは実際に体感してもらう方が早いと思ます
僕も昔そうでした
硬い竿を使っていて、柔らかい竿を買った
最初は柔らかい竿の魅力がわからなくて使い続けてるうちに「あれ、なんかこの竿釣れるなぁ」となりました
柔らかい竿先なら力を吸収してより正確にルアーをコントロールすることができます
今よりさらに釣果アップしたい!ルアーをコントロールしたい!という人は試してみてください!
Twitter→(@285Nf8mRTeVXEhp)
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