天龍
パワーマスターサンドウォーカー
1032S-MLMを買ってから今日で2年が経ちました
・感想や特徴
・良い所、悪い所
・相性が良いルアー、悪いルアー
などインプレをまとめようと思います。
サンドウォーカーはこんな竿
竿先柔らかい、バット硬い
▲コレがすべて
これが最大の特徴っス。良くも悪くも。これにより良い所が100ヶ、悪いところが50ヶくらいあるわけですw
あ、ちなみにバット硬いと言ってもバキバキではないですよ
1.【重要】軽い力でルアーを飛ばせる
1032S-MLMの自重は184g。最近のロッドとしては少し重めです。しかし竿先が柔らかいので軽い力で竿が曲がり、ルアーを飛ばせます。
結果!1日竿を振っていてもかなりラクです!
2.投げられるルアーの幅が広い
Best30g/Max50gまで投げられる。
個人的に7gくらい~38gくらいまでが投げやすい!
竿先が柔らかいから軽いルアーが使いやすく、かっ飛び棒みたいなロングシンペンまで使いやすいです
40gを超えると使いにくい印象で、ジャンプライズの飛びキング(44g)を使ったときはキャスト時に竿先が負けている印象でした
3.魚をズリ上げるパワーは強い
バット部はしっかり強いのでサーフで魚をズリ上げるときにパワーがあります
ランカークラスのシーバスでも安心してズリ上げることができました!
磯や根があるサーフでのファイト中も無理に寄せてくることもできました。いざという時パワーとネバリがある印象です
4.【重要】ミノーがめっちゃ使いやすい
1番驚いたのがコレ
ミノーが本当に使いやすい
特に20g前後のフローティングミノー
軽い力でキャストできるし、引くときにミノーが浮いてこない
しっかり理想のレンジ、理想のアクションで引いてくることができます
イワシ接岸時などのミノーが強いシチュエーションでは他ロッドと釣果に差が出ます
5.美しい曲がり
#1は全体的に柔らかめなので良い魚を掛けるとブチ曲がります!
これが最高に気持ちいイイ!
こういうところ国産ロッドの魅力ですよね!
6.【重要】感度が悪い
サンドウォーカーは感度が悪いです
バイトに気付けず、魚が掛かっているのにわからないなんて場面もありましたw
しかしご安心ください
伸びにくいPEラインを使うことで感度を上げることができます
▼個人的に相性が良かったラインは
シマノ ピットブル8+
シーガー PEX8ルアーエディション
この辺を使えばOKです!バイトも明確にわかるようになります
7.ロッドアクションがやりにくい
ジャークやトゥイッチがやりにくいです
なのでジャークミノーやメタルジグとの相性が悪い
ジャークした瞬間に竿がグニャッと曲がるのでビシビシやりにくいんですよね
ロッドアクション多めの人には不向きな竿になります
10.竿先にラインが絡みやすい
釣りをしていて竿先にラインが絡みやすいです
これは大きなデメリットです
9.使い方のコツは「力(りき)まず使う」
軽い力でルアーを飛ばせる反面、高反発ロッドのように他のロッドより飛距離が出るわけではありません
力んで投げると逆に飛距離が落ちます
力まずリラックスして軽い力で使うことが『この竿を使うコツ』になります
使いこなせばデカいシーバスが釣れる?
ちょっとクセがある竿
最初は少し苦戦しましたが、使いこなしてからは釣れるシーバスのサイズが上がったような気がします(偶然かもしれませんが…)
これはフローティングミノー、シンキングミノーをゆっくりタダ巻きしたときにこの竿がミノーの理想のアクションを引き出したからだと思います
理想のアクションだからデカいシーバスが違和感無くバイトしてくる?
そもそもこのサンドウォーカーは『ランカーハンター』『湘南の覇王』で有名な久保田剛之さんが開発に携わった竿です
デカい魚を狙って獲れる竿に作成されてるんだと思います
ルアーとの相性について
ミノー ★★★★★
シンペン ★★★★☆
ワーム ★★★☆☆
バイブレーション ★★☆☆☆
ヘビーミノー ★★★☆☆
ヒラメ用ジグ ★★★☆☆
青物用メタルジグ ★☆☆☆☆
個人的な印象はこんな感じです
青物用メタルジグを除いて『ミノー特化型の万能竿』という感じです
メタルジグをどれだけ使うか?が鍵!
サーフフィッシングにメタルジグっていうのは超重要。僕はサーフに行ってメタルジグを投げない日はほとんどありません
スピンビームやBWフリッパーのようなヒラメ用ジグのタダ巻きならOKですが、青物用のジグがシャクリにくい
買うか悩んでる人はこれ次第という気がします
ジグをガンガンシャクる釣りがメインの人には向きません
ちなみに僕はサーフ用ロッドを何本か持っていて、サンドウォーカーを使う日はジャークミノーは持って行きません。青物用ジグも1ヶくらいしか持って行きません
合わせるリールについて
シマノ 4000、C5000
ダイワ LT4000
旧ダイワ 3012
この番手であればノーマルギア、HG、XGどれでもOK!
バランスなどしっかり考えたいのであれば軽すぎるリールはおすすめしません。細かく言うとリールの自重250g前後が相性バッチリだと思います
もっともっと細かく言うとダイワのATDドラグが相性良い気がします。基本的に竿が曲がってクッションになるのでドラグが出にくい竿です。そんな中で曲がり込んだときにドラグの初動がスムーズな方が良い気がします
ま、あんまり気にしなくていいんですけどねw
僕はシマノの20ツインパワー4000、ダイワのレガリスLT4000D-Cを使います
【重要】デザインについて
これは重要!
めっちゃ渋い!!
全体的なデザインはシンプルな黒!竿の名前のアルファベットとかがド派手でカッコいいんですよね~
くぅ~…かっけぇ~!
天龍ステッカーもおすすめ!
実はこの天龍のロゴ、ステッカーなんですよ!
別売りで天龍ステッカーが売ってるので個人的にこれもおすすめです
これで天龍の竿がさらにオシャレに!
【総評】ミノー特化の渋い竿!
ミノーで獲る!美しく曲げる!
芸術的な1本です
軽い力でキャストでき、スイートスポットも広いので1日中ミノーを投げ続けることができます
特にサーフシーバスと相性が良く、少し波がある状況でミノー中心の釣りのときは別格に使いやすい!
「メタルジグ?
そんなルアー知らんよ」
という人向けです!w
最後に
2年間使ってみた感想を書きました
高性能か?と言われればそうは思いませんが、愛着が湧く竿です
今後もミノー中心の釣り、サーフシーバス狙いのときはこの竿中心で釣りをしていこうと思います
サンドウォーカー!渋い竿っスよ!
Twitter→(@285Nf8mRTeVXEhp)
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