ジャクソン クイックセット
『ど派手アクション』が特徴のジグヘッドワーム。ヘッドの形状や大きいテール、逆付けセッティングなど見た目のクセがすごいですね(笑)
でもしっかりと『ギミック』があるし、大好きなジグヘッドワームです！ということで僕の個人的な感想を書いていこうと思います。
ルアースペック
| ワームの長さ | 3.5インチ |
|---|---|
| ジグヘッド重量 | 21ｇ |
| ワーム重量 | 約5.7ｇ |
| 総重量(フック込み) | 約30ｇ |
| ワームタイプ | シャッドテール |
| ジャンル | ジグヘッドワーム |
ラインアイは『重心移動式』と『固定式』の2つ。重心移動式アイはボトム離れが良く、激しいロールアクションに軽いウォブリングが入る。固定式アイはレンジキープ力に優れ水深のあるエリア向きであり、タダ巻きで軽いバイブレーションが加わる。竿を大きく煽るとダートする仕様。
ヘッドである『クイックヘッド』、ワームである『クイックシャッド』、これを合わせたものを『クイックセット』と呼ぶ。
実際に使ってみた感想
※今回は21ｇの感想です
基本的に重心移動アイで使用。これまでヒラメ、マゴチ、サゴシが釣れました。
アクションが秀逸！
『倒れ込む』と言っても過言ではない大きなロールアクションがスローリトリーブで出せるというのが最大の強みです！ここまで大きなロールが出せるワームを僕は他に知りません。
アピール力が高く、フラッシング効果もある。これによりミノーのようにサーチベイトとして使うこともできる。ここまでアクションが大きいと魚が嫌がるのでは？と思われがちですが、そこはワームですから『しっかりとした喰わせ性能』もあります。このバランスが素晴らしい！
個人的に凪の日のサーフでサーチとして入れて、その後ハウルなどの喰わせに特化したジグヘッドワームにローテーションする。という『ワームからワームへのローテ』で使うことが多いです。
メタルジグでアタリが無い日にクイックセットでサゴシが連発しました。
「これだけテールが大きいと飛ばないのでは？」と思われがちですが、重心移動式アイの効果でジグヘッドワームの平均以上くらいは飛びます。使っていてストレスは無いです。
ボトム離れが良く、巻きはじめからフワッと浮き始めます。
これによりストップ＆ゴーでも使いやすい。スローでリール5回転→ストップを繰り返せばボトム付近で強烈にアピールもできるのでマゴチ狙いにも使えます。
糸を拾ってエビになることも少なく、後方フックがテールギリギリにセッティングされている為フッキング性能も高い。
使い方
タダ巻きかストップ＆ゴーがおすすめです。
早巻きで使うとアクションが破綻してしまうので注意が必要。スロー～ミディアムスピードで使いましょう。
ある一定の速度になるとブルブルと心地よい振動を竿で感じることができます。この泳いでることを感じながらゆっくり巻き、浮き上がったらストップしてボトムを取ります。
フォール中にバイトが出る事も多いルアーですので気を抜かずに使いましょう！
筆者使用カラー
ワームは『ホワイトバニラ』を使っています。ヘッドはゴールド系がお気に入り。
他カラーも持ってるんですがこの色ばかり投げてます。
他社ワームとの使い分けについて
個人的ローテです。
まずはクイックセットを投げてサーチ。強いアクションでサーフを広く探っていきます。
その後、早巻きが効きそうならジョルティにチェンジ。スローのままナチュラルに喰わせ性能を上げたいならハウルに。という感じで海の様子を見てやっています。
これで釣れなきゃジグかシンペンにローテします。
筆者の評価
いまいち流行らなかったワームですが、ハッキリ言ってかなり優秀なワームだと思います。他社ジグヘッドワームとは一線を画していて、僕は『ミノーとワームのハイブリッドのような性能』として捉えています。
ローテしつつ、しっかり使い込めば相応の数の魚を出すことができるでしょう。その反面、クイックセットをサーチベイトとして使ってしまうとミノーの出番が減ってしまう。僕のようなミノー好きには寂しい事です。なのであまり使わないようにしています･･･。
とか言いつつ、プラグで反応が無い日に今後もコソッと使っていこうと思います(笑)
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