シマノのPEライン
ピットブル８＋
・どんなラインなの？
・切れるって噂は本当？
・実際どうなの？
1.2号200ｍを購入して実際に数日間使ってみましたので、僕なりの使用感やわかった事をご紹介します
最初はハリがあり、使うごとにマイルドになる！
購入してリールに巻いて初使用。ここでの感想は「ハリがある、ありすぎる！とんこつらーめんかよっ！」という感じでした。初回はとにかくハリがあり、バリバリ。キャスト切れを恐れながら使っていました。
２～３回目の使用でコーティングが少し落ち、水を吸ったのか適度なハリに。初回に比べ少しマイルドになりました。しかしこの状態でも他のPEラインに比べるとまだまだハリが強い部類です。
４～５回目の使用で少しライン全体が柔らかくなり、かなり快適な使用感に。このあたりが個人的には１番好きでした。
現在は５回目の使用が終わったところ。さらに柔らかくなり、この段階で少しずつラインの色が抜けてきました。
ピットブル８＋の良いところ
個人的には２つ
・圧倒的感度
・色落ちしにくい
圧倒的感度
感度がすごいです。ビンビンです。ピットブル８＋を使ってサゴシとソゲを合計１５匹くらい釣りましたが、バイト感がはっきりしている。これによってすごくフッキングしやすい。
この感度によってメタルジグ、ジグヘッドワーム、ヘビーシンキングミノーが操作しやすい。特にワームやジグのボトム着底がわかりやすく、ミノーのジャークが決まりやすい。
反面、ふわっと操作するシンペンが使いにくい印象を受けました。
色落ちしにくい
▲５回目の使用でこんな感じ。
まだ色がはっきりしていますね。PEラインの中では色落ちしにくい部類に入ると思います。しかし、使うごとに徐々に色落ちしていて、５回目以降はそこそこ色落ちしています。
ピットブル８＋はこの通り！ラインローラーやガイドに色が付きません！色落ちしにくい証拠ですね。
切れるって噂は本当？
ネットやSNS等で「高切れしてルアーが飛んで行った！」という話があります。僕は1.2号を使っていて１度も切れていません。ただし初回使用はとにかくハリがあり、高切れしそうな印象はありました。例えば30ｇのメタルジグで0.8号とか、細糸使いの人は糸がなじむまでは切れる可能性もありそうです。
その他にも硬くてハリの強いロッドやフルキャストとの相性が良くないとも感じました。
ロッドとの相性について
僕はピットブル８＋を２本のロッドで試しました。
・シマノ ネッサCI４＋ S1002M
・テンリュウ パワーマスターサンドウォーカー PMS1032-MLM
そして気付きました。
サンドウォーカーとの相性が良い！
テンリュウの竿は国産ブランク。スペック以上に竿が柔軟で曲がる。近年のバキバキに硬いロッドとは違い、軽い力で投げやすく、掛けたらバラしにくいという特徴がありますが、感度が良くない！この感度の悪さをピットブル８+の感度で補うことによってバイト感が明確になりました！今まで魚が喰った瞬間「ん？なんだ？ゴミかな？」ってよくわからないこともありましたが、今では魚の生命感が手元に伝わってくるのでフッキングが決まりやすい。
僕が高切れしてないのもサンドウォーカーの柔軟さと軽いキャストのおかげかもしれません。
寿命について
現在５日間、合計約３０時間ほど使いました。５回目の釣行が終わってから色落ちと毛羽立ちが見えてきました。これといって寿命が長いというわけではなさそうです。
総評！
僕はすごく好きです！
自分の使っているロッドと相性が良いというのもあるかもしれませんが…。感度の悪いロッドを使っている人にはぜひ１度使ってみていただきたい。
悪い点は特に見つからなかったですが、寿命がちょっと短いかな・・・。それと好き嫌いは分かれそう。値段はそこそこするので価格を考えると「お値段相応」かなと。
ここ最近で発売されたPEラインの中では僕は好きですね。
という感じで今回はピットブル８＋のインプレでした！
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