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ルナミスの強度って大丈夫なの?

地元の友達の20ルナミスが折れたそうです

スペックはS100M。

シーバス狙って鉄板バイブ使っていて、フッキングした後「グンッ!」と竿先絞り込まれたときにポキッと逝ったそうです

 

ちなみにその友達は釣り歴5年ちょっとくらいですが、年間で僕より全然シーバス上げてるヤツです。ベテランの人からしたら大した腕ではありませんが、下手で竿折るようなヤツじゃないです

 

普段は2本のワールドシャウラを使っていて「めっちゃ軽い竿使ってみたい!感度ビンビンで楽しそうやん!ちょっとルナミス買ってみるわ!」って、僕があれほどやめろやめろと言ったのに20ルナミスに手を出した

 

友達の感想はひと言。

「シマノの安い竿って簡単に折れるん?」

まあ、ちょっと強引なファイトするヤツだからな~…

ルナミスって普通に高いけど、ワーシャ使ってる人からすると…ね

 

まあ、こんな出来事もあって馴染みの釣具屋にちょっと聞いてみた

「地元の友達のルナミスがけっこう簡単にポキッと逝ったみたいなんですけど、他の人で折って持ってきた人居ますか?」

その釣具屋ではここ最近で2本修理預かりしてるらしい

20ルナミスはかなりの人気のようなので、売れた本数が多いから折る人が多いのは当然だろう

 

で、実際に20ルナミスの強度大丈夫なの?

ってことで

今回は20ルナミスの強度についてちょっと調べて、考察してみました

ぺんぎん
ぺんぎん
これだけ軽い竿だと…ねぇ~。

メーカー説明文から読み取るルナミスの強度

実はエクスセンスインフィニティのHP説明文におもしろい事が書いてあるんですよ

シマノHP抜粋

新設計ブランクス×スパイラルXコアの相乗効果が、「軽量化=強度低下」の常識を打ち破る驚きの高強度を実現。

これ。砕いて説明すると

ロッドっていうのは軽くすると折れるんだよ!だけどエクスセンスインフィニティは軽いけど高強度っていうのを実現したぜ!

ということ。

 

そう、シマノはもちろん知っています。

軽い竿が折れるということを。

 

そして20ルナミスのHP説明文には「強い」とひと言入っているが、大幅な軽量やシャープで高感度である。ということを全力で宣伝していて「強度」という文字は書かれていない

 

エクスセンスインフィニティの価格はルナミスの

 

そのレベルのブランクスを使うと軽くて高強度なロッドが作れる。ということだろう。じゃあルナミスは?

ぺんぎん
ぺんぎん
「軽くて強い」というのはフラッグシップモデル(最高級)レベルじゃないと実現できないってことですね

適合プラグウェイトから見るルナミスのパワー

何gのルアーが投げられるか?という事です

シマノロッド96Mで比較

エクスセンス∞6~38g
エクスセンスジェノス6~40g
ルナミス7~35g
ディアルーナ8~45g
エンカウンター8~42g

同じシマノのMクラスのロッドでも、やはりルナミスが1番キャストウェイトが軽いですね

実際に触って曲げてみた感想

僕が20ルナミスをフィッシングショーと釣具屋で実際に触って曲げてみた感想です

・めっちゃ軽い

・感度ビンビンやん

・か、硬ぇ~

・ま、曲がらねぇ~

・パリッパリやん

・…怖い

てな感じでしたw

やっぱり超軽量なだけあってカーボンが薄い感じがありますよね。曲げ込んだら大丈夫でしょうが、瞬発的な曲がりに弱そうでやっぱ折れそう。

ルナミスの存在価値は…

ここまで読んでくれた人は「そうか!20ルナミスは折れやすいのか!ダメだな!」って思ったかもしれませんが、使い方や狙う魚によっては良いロッド…だと…思いますぅ…

特に使い方!

・キャスト時は胴を曲げ込む

・瞬発的なフッキングはNG

・ファイト中の高速ポンピングをしない

・大きい魚はタモでランディング

こんな感じです。

まあ、気を遣いましょうって事ですw

 

 

次に狙う魚ですが

ルナミスはショアキャスティングロッドということらしいです

つまりショアの万能ロッド

シーバス、フラットフィッシュ、青物、何でもイケまっせ!という感じ

ただ、大きくて瞬発的に走る魚だとポキっと逝ってしまう可能性があるので注意が必要ですね

 

個人的におすすめなのが

リバーシーバスの50~60cmクラスが数釣りできる状況、もしくは50~60cmのシーバスが居るけど喰わないシビアな状況です。

20ルナミスの軽さ、感度というのは間違いなく武器になります

特にショートバイトを取るのにこの感度は最高でしょう。シャープで軽いのも釣りに集中できるので良いですね

このように20ルナミスの性能が活きる状況もたくさんあります

ぺんぎん
ぺんぎん
テクニカルなロッドですね!

僕のようなソゲマスターにはピッタリ!

ぺんぎん
ぺんぎん
うおおお…、よく考えたら僕みたいなソゲしか釣れないアングラーにはピッタリな竿じゃねぇか…
ぺんぎん
ぺんぎん
僕かなりテクニカルだし…

自分で言って悲しくなった。

最後に

友達が折ったのでルナミスの強度について書きました

入門者やパワータイプの人が使う竿ではないですね

もちろんシマノもそのつもりで開発してるはずです

 

これからルナミスを買う人は自分の釣りに合っているか?丁寧に使えるか?なんかを考えてから買うと良いと思います

 

この記事が何かの役に立って、世の中のルナミスを1本でも救えたら嬉しいなと思います

ぺんぎん
ぺんぎん
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

 

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世界のさぁふぁ~(自称)@ペンギン
新潟の海に出没するペンギン。 自称「世界のさぁふぁ~」。 しかし、知名度は全くない。釣り歴20年以上のサンデーアングラー。 釣り道具のあれやこれを 今日も自分勝手に語り出す。